今回のテーマは就職活動です。モナシュ大学マレーシア校を卒業した私による、日本の企業への就活体験談をお届けします!
高校時代、私は特に明確な夢を持っていたわけではありませんでした。
しかし、マレーシア留学を通して自分自身の理解を深めたことで、やりたい仕事や入社したい企業を見つけ、幸運にも第一志望の企業から内定をいただくことができました。
この記事を通して、就活という観点におけるマレーシア留学の魅力を知っていただければ嬉しいです。
高校時代、私は特に明確な夢を持っていたわけではありませんでした。
しかし、マレーシア留学を通して自分自身の理解を深めたことで、やりたい仕事や入社したい企業を見つけ、幸運にも第一志望の企業から内定をいただくことができました。
この記事を通して、就活という観点におけるマレーシア留学の魅力を知っていただければ嬉しいです。
目次
1. マレーシア留学経験は圧倒的な武器になる。マレーシア留学生ならではの強み一覧
今回、何よりも伝えたいのは「マレーシア留学の経験は就職活動において強力な武器になる」ということです。以下は私が実際に感じた、マレーシア(海外)に留学したことで身についた強みや、アピールすることができたポイントの一例です。
- 留学先としては相対的に情報が少ないマレーシアを選ぶ大胆さや勇敢さ、挑戦心
- 前例のない問題が起きた際に、自分で考えて解決していく力
- 多民族が共生する環境で過ごすことで深まった多様性や宗教への理解
- 異なる考えを持つ人々を受け入れながらも、自分自身の意見を主張できる対話力
- 現地の人々や世界中からの留学生との意見交換をもとに、日本を客観視する力
- アジア圏をはじめとする様々な訛りにも対応できる英語力
- 大学での勉強を通して深めた専門的な知識や、情報を相手に適切に届けるプレゼンテーションスキル
- 勉強と学内活動を上手く両立させるためのタイムマネジメントスキル etc.
このように、私は留学を通して様々な力を得ることができました。また、それらをマレーシアならではのエピソードと絡めて話すことで、他の就活生に埋もれない自分だけの強みとしてアピールすることができました。
短い面接の時間内に、こちらから強く意識せずとも自然と相手の印象に残ることができるのは、マレーシアに留学した学生の特権なのではないかとひそかに感じています。
2. 就活の軸はマレーシア留学中に見つけた3つの「やりたいこと」
面接の場でよく聞かれる質問の一つに「就活の軸」があります。ざっくりと言えば、何を基準に会社や仕事選びをしているのかという、キャリアに対する自身の価値観です。私は就活の軸として①経理職、②グローバル企業、③挑戦できる環境、の3点を重視して就職活動を進めていきました。
なぜなら、その3つにまつわる「○○をしたい」という気持ちが、自分の人生を豊かなものにするためには欠かせないとマレーシア留学を通して実感したからです。
①経理職:専攻の会計学に仕事として関わっていきたい
冒頭で「高校時代に明確な夢はなかった」と書きましたが、一方で大学で培った専門性をもとにキャリアを築いていきたいという思いはありました。そんな中、大学で会計学の面白さに気付いたことで、企業の経理・財務部で働きたいという目標が明確になっていきました。大学でとことん勉強したことで、覚悟をもって仕事としても向き合っていく決心がついたのです。
必ずしも専攻と仕事を繋げる必要はありませんが、大学3~4年間をかけて培った専門性は、関連業界へ就活する場合や、職種別採用の関連職種に応募する場合に、特に高く評価されます。
今はまだやりたいことがよく分からないという方も、ぜひ大学生の時間を使って、学んだり考えたりしていて楽しいなと感じられる分野を見つけてみてくださいね。きっと良い方向に道が拓けるはずです!
②グローバル企業:お世話になった世界中の人に仕事を通して恩返しをしていきたい
グローバルな環境を求めた理由には、「これまで磨いてきた英語を今後も使っていきたい」「いつかは海外で働いてみたい」という気持ちももちろんありました。ですが、それ以上に「間接的にでも仕事を通して世界中の人に良い影響を与えたい」という思いを強く抱くようになっていました。
マレーシアの人々や世界中からの留学生の友人たちにお世話になる中で、どうにかして恩を返していきたいと願う気持ちが芽生えたからです。
自分さえ、周りさえ、日本さえよければいい、ではなく視野を広く物事を考えられるようになったのは、マレーシア留学の賜物だなと思います。
③挑戦できる環境:挑戦と成長を繰り返した刺激的な日々をこれからも送りたい
振り返ってみると、高校を卒業してマレーシアにやってきてからは、毎日が挑戦の連続でした。大変なことも少なくありませんでしたが、目標を達成した時や自分の成長を実感した時のひとつひとつの感動が、確実に今の自分を支えています。そんな経験を通して、これからも自分が自分らしくあるために、そして同じような志を持つ人々に囲まれて刺激を受け続けるために、社員の挑戦心の尊重を掲げている企業を目指すことに決めました。
このように、マレーシアでの経験は私の価値観をよりクリアなものにしてくれました。高校生の時には描ききれなかった確かな目標を、就活時には堂々と語ることができたのはとても嬉しい記憶です。
また、軸が明確だったおかげで路頭に迷うことなく就活を進めることができたと思います。
3. 大変なだけじゃない!就活は自分を理解するための絶好の機会
最後になりますが、皆さんは就活に対してどんなイメージを持っていますか?・
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その浮かんだワード、ネガティブだったりしませんか?
私は実際に就活を始めるまで、「たった数十分から1時間程度で、果たして何を伝えられるのだろうか」と就活に対して非常に不安な気持ちを抱えていました。
けれど、真正面から自分と向き合って生まれた心からの言葉は、きっと相手にも響きます。無我夢中で過ごした時間を振り返ってみれば、必ずあなたらしさを伝えられるエピソードがあるはずです。
自分自身について、時間をかけて言語化していく機会は人生の中でもそう多くはないと思います。就活は自身の理解を深めるチャンスだと捉えて楽しんでくださいね!
そのうえで、マレーシア留学は人生に唯一無二の経験を山ほどもたらしてくれる最高の選択肢です。日本とは異なる環境で、確かな力を身に付けていくことができます。
もし就活を理由にマレーシア留学を迷われている方がいるのであれば、むしろ是非飛び込んでみてほしいなと思います。
この記事を読んでくださった皆さんの素敵な未来を応援しています!
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【緋花瑠(ひかる)】ICCインターン生。INTI大学英語コース、ファウンデーションコース(ビジネス/IT)を経て、2023年9月にモナシュ大学マレーシア校(ビジネス学部会計学専攻)を卒業。2024年4月にエンタメ系プライム上場企業入社予定。マレーシアのランカウイ島と、マレーシア・イポーの麺料理ホーファンへの愛は人一倍。
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