《ICC マレーシア アンバサダーレポート vol.17》マレーシアのキャリアイベントに参加してきました!?
マレーシアの就職説明会
キャリアイベント会場全体
ご無沙汰しております。Taylor’s大学建築学科の渡辺です。
先日、実技セメスターが終了し2週間のお休みに入りました。
そんな折、クアラルンプールで
“就職説明会”が開かれることを教えてもらい、足を運んで見ることにしました。
僕は、卒業までまだ3セメスター残っていますが、身を引き締めるためにも、マレーシアの就職活動について知るためにも良い機会だと思ったので、真剣に話を聴き様々なことを教えていただきました。
今回の記事では、合同説明会会場の様子とマレーシアの就職活動のシステムについてお伝えします。
キャリアイベント会場の様子
国内外の企業が約200社ブースを構えるマレーシア最大のキャリアイベントということもあり、会場内はとても賑わっていました。
リクルートスーツが存在しない国なので、どんな服装で行けばいいのか迷いましたが、ほとんどの人はとてもカジュアルな服装で参加していました。
カジュアルなのは服装だけではありません。企業側の担当者もとてもフレンドリーで向こうからどんどん話しかけてきます。
個別ブースの様子1
ブース内にはインタビューブースがあり、即日面接をすることも可能なようでした。
日本の就職イベントは“説明会”であることが多く、企業からレクチャー形式で説明を受けるのがほとんどだと思いますが、マレーシアではお互いに質問をし合って相手のことを知っていくスタイルでした。
インフラ系・不動産開発系・金融系の企業のブースが特に華やかで、常に賑わっていました。(軽食・ノベルティの大盤振る舞いに驚きました。)
会場にはセミナーブースもあり、キャリア形成についての講演が行われていました。
個別ブースの様子2
マレーシアでは“新卒”という考え方はない。
この点が日本の就職活動との最大の違いだと思います。
そもそも“年度”がなく大学へ入学する時期も卒業する時期も人によってバラバラなので、日本のように足並みを揃えることができないのです。
なので、イベント名は
“Careers & Study Fair”となっており、会場では新卒・第二新卒・中途採用等の立場は一切関係なく、全ての人に開かれています。
同会場内には、大学院のブースも多くあり、
“就職” “進学” の垣根を超えた
“キャリアを考える”にイベントになっていました。
進路選択も多様な国
ほとんどのマレーシアの大学生は英語で学問を修めます。
英語が堪能なマレーシア人にとっては、進路を考えるときマレーシア国内にこだわらずシンガポール、欧米の企業・大学院も視野に入れるのが普通で、その自由さに憧れを持ちました。
就職時期についても、卒業してすぐに働き出す人もいれば、卒業までは学業に専念して卒業後に就職活動を始める人もいたりと様々です。
ちなみに、卒業後しばらくたっても働かない人の数が毎年2万人を超えているらしく、新たな社会問題になっています。色々と多様な国なのです。
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いかがでしたでしょうか?
同様のキャリアイベントは年に何度も開かれているようなので、マレーシア留学を考えていて、事前訪問を検討されている方はスケジュールを合わせてキャリアイベントに行って見るのも面白いと思います。
きっと成長著しいマレーシアの活気と多様性を感じられるはずです。
以上Taylor’sの渡辺がお送りしました〜
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