Q:なぜ留学をしようと思いましたか?
A:多くのビジネスと同様、製薬業界の開発もglobalizationの影響を大きく受け始めています。留学前に勤務していた会社が外資系だったこともあり、日々の業務でも英語の必要性は感じていました。留学を決めたのは、英語習得だけでなく、その文化を見て、肌で感じられる環境に身を置きたいと思ったからです。また、製薬業界で昨今増え始めているglobal study(世界同時で行われる新薬開発)のため、英語の必要性をさらに強く感じ、留学という決断をしました。
Q:留学のスタイルの決める際には、何に重点を置きましたか?
A:第1はインターンシップでした。帰国後も製薬業界の開発業務に携わりたいという希望がありましたので、英語の習得だけではなく、この業界の現状も学べるスタイル、すなわちインターンシップが含まれたプログラムを探しました。第2は、今まで学んだことがないビジネス分野も学べるプログラムがあること。会社員として、基礎中の基礎である会社の経営に関する情報は知っておきたいと思い、両方が一度に満たせるコースを選びました。
Q:大学で、日本とアメリカの違いを感じたことはありますか?
A:アメリカでの講義は一方的な講義は少なく、常にケーススタディを元に「自分がどう考えるか?」ということを重要視していたと思います。例えば「マクドナルドの経営についてどう思うか?」という課題があり、事前に資料を読んで準備をし、ディスカッションに加わります。さまざまな国の留学生と意見交換をすることは、文化の違い(宗教的要因も)が影響して、最初は戸惑いました。でも、相手の立場を考慮しながら自分の意見も主張するという学習スタイルは、とてもいい経験になりました。また、他の国の留学生は「自分が何をしたいのか」という目的意識をしっかりと持っている人が多く、自分が怠けてしまいそうになる時など、いい刺激になりました。
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クリスマスに友人とvictoriaを旅行 |
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毎週行われるインターン先の会議のワンショット。珍しいことにみんな女性です |
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