Q:ホテル留学をしようと思ったきっかけは?
A:大学在学中に、毎年、春休みや夏休みを利用してパラオなどに滞在し、現地でツアーガイドのアルバイトをしていて、その経験から接客サービス業に興味を持ちました。ホテル業界へ進もうと考えていたので、大学4年になっても就職活動はせずに、ホテル留学の情報収集をしていました。
Q:数ある学校の中からSHMSを選んだのは?
A:ホテル学校といえばスイスが有名だと聞いていたので、インターネットなどでスイスに集中して学校を探していたのですが、その過程でSHMSを見つけました。学校のサイトに日本での申込先としてICCのことが書いてあったので、ICCの説明会などに参加して申し込みました。入学条件となる英語のテストをICCのオフィスで受け、合格してスイスに渡りました。学校を見つけてから留学するまでの期間は8ヵ月くらいでしたね。
Q:SHMSのまわりの環境はどうでしたか?
A:スイスへ行ったのはその時が初めてでしたが、イメージどおりでした。学校は山の中にあって、町までは30分くらいかかりますが、学校の敷地内に何でも揃っています。集中して勉強をするにはいい環境です。
Q:プログラムの中で特におもしろかった授業は?
A:バンケット&コンベンションという授業が一番大変で、一番おもしろかったです。13週間の準備期間を経て、クラス18名全員で一から宴会を企画、実施。パーティにはスイスのVIPゲスト55名を招待して、パーティの評価をしてもらうという授業です。クラスの中からバンケットマネジャーと秘書を決め、それ以外のメンバーはアカウント班、デコレーション班、キッチン班、カクテル班、サービス班に分かれます。
Q:宇佐美さんの担当は?
A:僕はシェフをやりました。キッチン班3名ですべてのメニューを考え、フレンチのフルコース55名分を作りました。前菜はサーモンとエビのタルタル、メインは鶏の包み焼き。フレンチにしょう油などを隠し味に使いました。ゲストの評価はとてもよく「ベスト・バンケット!」と言われました。
Q:インターンはどこで?
A:学校で探してもらい、タイのサムイ島でシックスセンスグループが経営しているリゾートホテル「シラ・エヴァソン」でインターンをしました。5ヵ月間のインターン期間中、まずフロントオフィスの仕事を2ヵ月やり、続いてウェイター職を3ヵ月やりました。
Q:2つの職種を体験して、どちらが自分に合っていると思いましたか?
A:フロントオフィスですね。場所柄、英語で対応できないゲストが多くて、コミュニケーションをとるのに苦労しましたが、問題も多い分、いろいろな人に会えてやりがいを感じました。
Q:今後の進路は?
A:SHMSに戻って、1年間のMAコースに進みます。学校内ではMAまで進む人はそれほど多くありませんが、入学時から計画していました。MAコースを卒業したら、アメリカかイギリスのホテルで2〜3年修業して、その後はどこか暖かい場所のリゾートホテルで働きたいですね。職種としてはフロントかF&Bをやりたいです。
Q:最後にSHMS留学を目指している人に、ひと言お願いします。
A:想像以上に厳しいですよ!と言いたいですね。宿題が多く、眠る時間がないこともあります。試験もクラスの半数近く落とされることもあり、落ちると有料で追試を受けなければなりません。勉強だけでなく規律も厳しく、学校の敷地内では、平日は授業がなくても制服を着ていなければなりません。また、髪や爪などの身だしなみも評価の対象になるので、だらしなくしていると点数に響きます。
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休日に校舎の前で撮りました |
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校内のカフェテリアで昼食中です |
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課外授業で地元のワイン蔵の見学です |
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二年生のバンケットに参加した時の写真です |
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在校生はパーティーの手伝いをするのが恒例です |
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