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先輩たちの留学体験「マンスリーインタビュー」 VOL.69

エアライン留学プログラム バックナンバー



国内大手航空会社の地上職員として貨物部に所属し、
輸入業務を担当しています






留学期間:2005年1月〜2005年7月
参加コース:エアライン留学プログラム(シアトル)
インターン先:シアトル・タコマ国際空港
プログラム修了後:中部国際空港にて地上職として勤務


飛行機を見ながら仕事したいと思ったのが、プログラム参加のきっかけ

Q:留学のきっかけは?
A:
両親が旅行好きで、私も小さい頃からよく海外に足を運んでいました。中学3年の春に修学旅行でアメリカに10日間行き、5日間ホームステイを体験。英語しか通じない環境に初めて1人で行った時は不安でいっぱいでしたが、英語が話せないなりに、ジェスチャーや辞書を使って気持ちを伝えることができました。話す言葉が違っても、通じ合える喜び。このことが私に大きな影響を与え、将来は絶対英語を話せるようになりたい!と思ったんです。

Q:なぜエアライン・プログラムを選んだのですか?
A:
旅行業界にも興味がありましたが、私は飛行機が好きで「毎日、飛行機を見ながら仕事ができたらいいな」と思っていました。そんな時にAIPの広告を目にし、エアラインでインターンのできるのならぜひ参加したいと思ったのです。他にも似たプログラムはありましたが、留学先のシアトルは、以前1年半留学していたバンクーバーも近いし、治安もいいと聞いていたので、このプログラムを選びました。

Q:留学を通じて英語力はどの程度伸びましたか?
A:
AIPプログラムを含め、今までに留学していた期間は2年間。その2年間でかなり英語力は伸び、TOEICの点数は200点以上アップしました。物事を英語で考え、英語で理解するということが、少なからずできるようになったと思います。

Q:印象に残っている授業は?
A:
ディスカッションの授業ですね。みんなでトピックを決め、それについて最初は小さいグループで話し合い、それからみんなで意見を言い合う。たまに難しいトピックもあったけど、英語でそれぞれの国での常識等も交えながら意見交換ができ、すごく楽しい授業でした。

Q:インターンシップはどんなことをしましたか。
A:
シアトル・タコマ国際空港で空港内の案内業務を行いました。空港内のInformation Deskに座って、空港に来たお客様の質問に答えたり、出発ロビーを歩いて、案内したりしました。

Q:現在はどんな仕事をされていますか。
A:
中部国際空港(セントレア)で、国内大手航空会社の地上職員として働いています。地上職というと、旅客ターミナルでお客様の接待をしていると思われがちですが、私は貨物部の輸入業務に所属しています。貨物の書類などをまとめ、通関業者さんに渡したり、貨物専用機のクルーのケアをしたりします。

Q:仕事をしていて楽しいところは?
A:
普段の生活では見ることのない貨物(貿易)の動きを、間近に見られることがおもしろいですね。貨物には本当にいろいろなものがあって、馬やうなぎなども輸入されてきます。それらがどんな形で日本に輸入されて全国へ配送されるのかなど、毎日が勉強で、とても楽しいです。もうひとつは、飛行機の近くで働けるということ。自分がお客ならコックピットをみるチャンスなんてありませんが、貨物ではクルーのCareをする際、必ずコックピットに行ってパイロットと話をします。こんな経験は旅客で働いていてもできないと思います。輸入貨物部の特権です。

学校のField tripでマリナーズの野球観戦

おなじくマリナーズの野球観戦

同期のAIP生とAlki Beachにて

卒業式で終了証を手に担当のClaire先生と

卒業式でJulienne先生と

Q:就職活動に留学やインターンシップの経験は役立ちましたか?
A:
役立ったと思います。やはり海外の空港でインターンをしたという経験は大変貴重なようで、面接でも質問のほとんどがインターンについての質問でした。また、空港でのインターンを経験することによって、空港職で使う専門的な単語、用語なども覚えることができ、私にとっては大変役立ちました。

Q:留学中の滞在スタイルは?
A:
最初の2ヶ月はホームステイでしたが、その後、学校で知り合った同い年の日本人と住み始めました。その子とは今でも連絡を取り合っています。今ふりかえると、違った国の子と住んで、文化の違いを体で実感するべきだったかなぁと思っています。でも毎日一緒にゴハンを作って食べたり、モンゴル人の友達の家に遊びに行ったり、休日は遠出したりと、とても楽しい日々でした。

Q:ICCのスタッフの印象は?
A:
シアトルのスタッフはとても面倒見がよくて、私は常連のように通っていました。困ったことがあると親身になって相談に乗ってくれて、みんな素敵な方々でした。

Q:航空業界を目指している人へアドバイスをお願いします。
A:
自分には無理だと思わないで、人にはない自分だけにある長所を見つけることが大切。航空会社は、人と同じ考えばかり持っている人をあまり採用しようとしません。しっかり自分を見つめ、夢に向かって全力で進んでいけばきっと叶います。ちなみに私は高卒で今の会社を合格しています。学歴ではないですよ! やる気と負けん気、それとちょっとの経験ですね。


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