Q:大学院に進学しようとおもったきっかけはなんですか?
A:大学時代にホテル経営とヒューマンリソースについて勉強しました。大学がお休みの時に、一時帰国をして、ヒルトンホテルでインターンしたのですが、実際に働いてみて将来のキャリアとしてやるには自分には合わないかな?と思いました。
ホテル経営と併せて、ヒューマンリソースも勉強したのですが、実際に働くことを考えると、ヒューマンリソースの勉強を生かすとなると、就職の幅が狭くなってしまうかなとも考えました。専門分野を増やすという意味でも、大学卒業後すぐに就職するのではなく、マーケティングを勉強してみたいという気持ちになりました。
Q:大学院での生活はいかがですか?
A:オーストラリアでの生活は(大学留学を含め)4年目になりますが、大学院に行ってから大学時代に輪をかけて、日本人の友達を作らないようにして、ヨーロッパ圏の人と一緒にいる様に心がけています。英語の勉強ということも有りますが、そういった環境は留学先でしか作り出せないという気持ちもあります。
とても楽しい毎日ですよ。
大学院の勉強は1セメスター(半年)で4科目とれば良いのですが、1科目あたり3時間続けての授業などもあります。途中で休憩が入ったりしますが、多くても30人、少ないときは15人いないくらいのクラス人数で授業を受けます。講義とディスカッション、チュートリアルがすべて一緒になった感じです。気が抜けない時間ですが、大学でも同じ様に勉強をしていたので、比較的すんなり受け入れられています。
大学時代の専攻やインターンシップをした経験を生かして、今は主に日曜日にゴールドコーストのシーワールドリゾートで日本人デスクとレセプションでアルバイトをしています。アルバイトですが、Best employee of the yearにノミネートされたこともあるんですよ(笑)
Q:大学での授業はどの様な感じでしたか?
A:大学の勉強の時にはレクチャーが2時間、チュートリアルが1時間の授業構成でした。ホテル経営のコースはやはりアジア人が多かったですね。
授業は実践的な勉強をすることも多かったです。例えば、パソコン上に架空のホテルを立ち上げ、その経営をしていくのですが、別のチュートリアルグループが競合相手になっていて、そこでお互いが経営について学んでいくというものもありました。
ヒューマンリソースでは例えば、予算を広告に使うか、使うとすれば媒体は何にするか、あるいは社員教育に予算を割くかなどを考えたりする授業もありましたね。とにかく実践に生かせる勉強内容が多かったと思います。
Q:明子さんはニュージーランドの高校留学を経て、オーストラリアの大学に留学したんですよね?
A:大学に入る前に、まずディプロマコースで勉強をしました。筆記があまり得意ではなかったので、そこで少し技術を身につけてから大学に入りました。
私は高校留学を経験していたので、英語で授業を受ける環境には比較的慣れていたと思いますが、それでもいきなり大学に入るより、準備ができて良かったと思います。日本の高校から大学に行くのであれば、こういった準備コースを活用すると良いと思います。
ディプロマコースでの授業は大学からの教授が来て授業をしてくれ、基本的には大学レベルの授業が行われます。それでも実際の大学より採点基準等も若干優しいですし、やはりあくまで準備のコースという感じですね。
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