Q:オーストラリアの大学に進学したのはなぜ?
A:日本の大学も受験して合格はしていました。でも高校留学をしていたメルボルンが気に入っていましたし、運良くメルボルン大学からも合格通知が来たんです。日本の大学は理系での帰国生入試枠が少なく、その点でも「悔しいな」と思っていたので、そのままオーストラリアで大学に行くことにしました。
Q:オーストラリアの大学は卒業するのは難しい?
A:自分の実力に見合った大学に入れば、難しいことはないと思います。ただ、提出すべき課題や読まないといけない本などが膨大にあります。そういったものを一つひとつこなしていくことが大変ですね。実は、僕は卒業が1年延びてしまいました。予定していた単位がとれなかったので。でも、みんな(日本の人は)オーストラリアの大学が3年間だと知らないので、卒業までに4年かかってもいいかなと(笑)。
Q:オーストラリアの大学には、日本の大学のような卒論っていうのはないのですよね。
A:ないですね。そのかわり、科目ごとにエッセイを書きますが、基本的に理系の場合はテストのみ。僕のいた頃のメルボルン大学は、1教科12.5点で、300点取れば卒業というシステムです。サマーコースを取れば2年半で卒業することもできます。年数にかかわりなく300点取れれば卒業できます。通常は1年で8教科(=100点)取ります。
Q:専攻していた理学部の中に日本人はいましたか?
A:現地在住の日本人は1人いました。留学生としての日本人は知っている限りでは僕1人だけですね。文系(経済や教養学部)には、数は少ないものの、もう少し日本人学生がいたようです。大学内の日本人とあまり遊んでいなかったので、全体は全く把握できていませんが(笑)。
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