Q:留学しようと考え始めたのはいつ頃ですか?
A:大学3年の時に、就職活動をするか、留学をするかを考え始めました。もともと航空業界に興味があったので、留学してエアラインの仕事に就きたいと思ったんです。以前、大学のプログラムでバンクーバーに1ヵ月の短期留学をしたことがあったので、最初は馴染みのあるバンクーバーに留学できるプログラムの資料を集めていました。そのうちにAIPのプログラムがあることを知り、卒業生の中にはエアライン就職した人が大勢いるし、シアトルならバンクーバーも近いので、このプログラムに参加しようと思いました。
Q:地上職に憧れたのは何がきっかけだったんですか?
A:16才の時、関西空港ですごく迷ってしまったことがあるんです。その時に地上職の方にいろいろ助けていただいて「カッコイイ仕事だな」と思い、その頃からずっと地上職の仕事に就きたいと思っていました。それから、中学の時からいろいろなボランティアをしていたんですが、留学生の人たちの授業の手伝いをしたり、観光に連れて行ったりしたことが楽しかったんですね。空港の地上職の仕事って、いろんな国の人と出会って、お手伝いができる。おもしろしそうな仕事だなと思ったんです。
Q:留学前、英語力には自信がありましたか?
A:実は、AIPに申し込んだ時点ではプログラムに参加できないレベルだったんです。会話したりするのは物怖じすることなくできたんですが、文法が苦手でした。TOEICのスコアが足りなくて、英会話学校に通ったり、自分でTOEIC対策の勉強をしたのですが、留学前にICCでテストを3回受け、3ヵ月くらいかかって、なんとかプログラム参加基準に達するスコアにまで伸ばすことができました。
Q:AIPの授業では、具体的にどんな勉強をしたんですか?
A:一般英語と接客英語の授業と、インターンシップに向けてレジュメやカバーレターを書いたり、面接対策として、先生や生徒とロールプレイをたくさんやりました。
Q:インターンシップは空港以外にも選択肢があるのでしょうか?
A:はい。空港以外にもデパートやホテルのコンシェルジュなど、希望に応じて選択肢が用意されています。私はもちろん、空港でのインターンを選びました。履歴書を送り、面接をしたのですが、面接の時にどんな自己アピールをしたのか覚えていないほど緊張してしまいました。でも、なんとか内定をもらうことができました。
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