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先輩たちの留学体験「マンスリーインタビュー」 VOL.93

IBPプログラム バックナンバー



陸上競技で培ったハングリー精神で、苦手科目だった英語を克服!






留学期間:2006年4月〜2007年2月
参加コース:ベルビュー・コミュニティカレッジコース(IBP 34期)
インターン先:I Love Sushi マーケティング部門

1983年生まれ。福井県出身。関西大学3年時に休学してアイオワ州に短期の語学留学をした後、IBPのBCCコースに参加。帰国後、大学に復学して就職活動を開始し、2007年4月に株式会社東芝から内定を獲得。陸上競技を12年間続け、留学中も現地のチームに所属していた。


2月下旬に就職活動をスタートし、4月に内定を獲得。

Q:IBP参加の動機を教えてください。
A
:大学3年の時にアイオワ州に語学留学をして、ある程度は英語が話せるようになったのですが、ビジネスで使えるレベルまで語学力をアップしたいと思ったからです。IBPはインターシップもできるというところが魅力でした。BCCを選んだのは、インターンシップ先を自分で探して実行できるのがおもしろいと思ったからです。

Q:もともと英語に興味があったんですか?
A
:実は英語は一番苦手な科目でした。大学では寮生活をしていて、海外からの留学生がルームメイトになったのが、英語の勉強を始めた理由のひとつ。あと、当時つきあっていた元カノが日本語ペラペラのイギリス人だったんですが「英語ができないから」という理由でフラレてしまったんです。なんとしても英語を身につけてやろうと一念発起し、その2週間後には留学を決めました。今思えば、このことがきっかけで人生が変わってしまった感じ。それ以前は自分が海外に興味があるなんて思ってなかったですから。

Q:学生時代は陸上をしていたそうですね。
A
:陸上は12年間続けました。留学中も現地のチームに所属していましたが、入った当時は語学もほとんどできなくて…。なんとかチームメイトとコミュニケーションを図ろうと思ってやったのが「バナナの早食い(笑)」。まわりの人がおもしろがってくれて打ち解けることができ、それからスピーキングやヒアリングが伸びたと思います。

Q:インターン先はお寿司屋さん?
A
:はい。ここでは営業宣伝を担当させてもらいました。周囲にホテルがたくさんあったので、ホテルのコンシェルジェの人に営業したり、貴重な経験をしました。ホテルへ営業に出る前に、社長の前でプレ営業をしたのですが、英語で言いたいことが伝えられずボロボロでした。「一方的に言いたいことだけを言うだけで、相手とコミュニケーションが取れていない」と社長に突っ込まれ、できないことが悔しくて、8年ぶりくらいで涙が出ましたね。体当たりの営業を通じて、2ウェイコミュニケーションの大切さを学びました。

Q:就職活動はいつから始めましたか?
A
:ものすごく遅かったです。2月下旬に日本に帰国してからです。帰国した時点で、エントリーシートゼロ、自己分析ゼロ、業界経験ゼロの状態からのスタートでした。まわりはもう3次面接までいってるような状況で、かなり焦りましたね。内定を複数取っている友達にエントリーシートをみてもらい、30回くらい直しました。4月に入ると、プレッシャーにつぶされそうになりながらも「ここからは気持ちだ!」と自分に追い込みをかけて集中し、ようやく4月末に内定をもらうことができました。

Q:就職活動では留学経験をどんな風にアピールしましたか?
A
:アメリカでの陸上競技経験やインターン体験のことをアピールしました。留学を終えて大学に復学した時に、アメリカでの陸上競技で経験したことを踏まえて部員の精神強化を行なったのですが、その結果、部員も自分もいい結果が残すことができたんです。またインターンでも、ホテルに営業をして宿泊客を店に案内してもらうことができました。こうした人の心を動かすことができた経験を活かし、仕事でも幅を広げていろいろな人に影響を与えていきたいと話しました。







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