同僚たちとコミュニケーションを取ることで、
価値観を共有し、絆を深めることができる
参加コース:海外インターンシップ体験
研修期間:2008年8月〜9月
インターン先:Foundation for International Understanding Through Students
(国際交流団体)
1986年生まれ、徳島県出身。関西学院大学総合政策学部4年次の夏休みにアメリカ・シアトルにてインターンシップを経験。
帰国の日、ホストファミリーに「養子になりなさい!」と言われました
シアトルのダウンタウン
ワシントン大学の広々としたキャンパス
フェリーに乗って
フェリーから見たシアトルの街
game's night
同僚とWelcome Party
FIUTSのスタッフ全員
ホストファミリー
Q:海外インターンを体験しようと思った理由は?
A:5月に就職活動を終え、自由な時間がたくさんできたので、学生最後の夏休みを有意義に過ごそうと思い、何か自分にできることはないかと探し始めました。以前、カナダに2ヶ月間短期留学した経験もあり、英語力を用いて人の役に立つことをしたい、自分自身の能力を向上させたいという思いから海外インターンシップにたどり着きました。
Q:ICCの海外インターンプログラムを選んだのは?
A:インターネットでいろいろな海外インターンシップのプログラムを探し、資料請求をしたりカウンセリングをしてもらったりしました。その中でもICCはとても早い対応をしてくれたのと、とても親身になって相談に乗ってもらえたのが非常に印象的でした。また、ICCが紹介してくれたインターンシップの内容は私にとって、非常に興味あるものでした。
Q:インターン先を選ぶ際、どんなリクエストを出されましたか?
A:英語だけを使う環境にしてほしいということと、できるだけたくさんの人と関わり、コミュニケーションを取れるような仕事をしたいと希望しました。
Q:インターン先はどちらでしたか?
A:ワシントン大学のFIUTS(Foundation for International Understanding Through Students)といって、ワシントン大学の留学生が、現地の学生や教授、地域の人々と交流し、お互いのことや文化を分かちあうためのきっかけづくりをする機関です。ワシントン大学の留学生がより良い大学生活を送るためのお手伝いをするところでした。
Q: 八尾さんが担当された仕事内容は?
A:留学新入生のための入学手続きの補助や、留学新入生のために開くオリエンテーションの準備と開催。それと、留学新入生の交流の場を作るイベントの考案・開催をさせていただきました。
Q:ワシントン大学があるシアトルの街の印象はいかがでしたか?
A:非常にきれいでおしゃれな街並みでした。治安も良く、私が滞在した夏は天候も良く、すばらしい街だと感じました。また、いろいろな人種の人が共存しており、さまざまな国の文化や食事を楽しむことができました。
A:ホストファミリーは、老夫婦と娘さん1人の家庭でした。毎日一緒に夜ご飯を食べ、食事の後は一緒にテレビでスポーツ観戦をしたり、映画鑑賞をしました。休みの日には買い物に連れて行ってくれました。ホストペアレンツは、私のことを本当に自分の娘のように大事にしてくれて、いろいろなことに気づいてくれたり心配してくれて、本当に感謝しています。
帰国することをとても寂しがり、「留学を延期できないの?」と何度も聞いてくれました。お別れの日は、大泣きしながら「養子になりなさい!」とまで言われました(笑)。今でも連絡を取っていますし、また機会があれば伺いたいと思っています。
Q:インターン先ではどの程度の英語力が必要でしたか?
A:日常会話ができ、自分の意思がはっきり伝えられるくらいの英語力。各国の留学生を相手に、いろいろな説明をして理解してもらわなければならなかったので、少し苦労しました。
A:インターンシップを初めてすぐの頃、伝えたいことが伝わらないことが何度か重なり、恐怖感を覚えて、自ら進んで発言できなくなってしまいました。頼まれた仕事が済み、手持ち無沙汰になっても、何をすべきか聞くこともできない状態でした。「失敗したらどうしよう」「英語が伝わらなかったらどうしよう」という気持ちが、モチベーションを低下させてしまっていました。
でも、一緒に働く人がいつも優しくオープンマインドで接してくれるので、少しでも役に立ちたい、みんなを理解したい、理解してもらいたいという気持ちが強くなり、自分から意見を言ったりアドバイスをもらったりできるようになりました。それからは、仕事も同僚と話すのも心から楽しいと思えるようになりました。
Q:インターン中の失敗談や印象的だった出来事を教えてください。
A:入学手続きに並ぶ留学生のパスポートやビザをコピーし、コピーした書類を事務所に持って行くように説明する仕事をしていたときのことです。ある留学生がコピーする必要のあるものを忘れ、「自分でコピーして事務所に持って行ってもいいか」と尋ねられたため、私は親切のつもりで、「明日もう一度持ってきてくれたらコピーしてあげますよ」と伝えると、「もうここには戻ってきたくないの!」と、強い口調で言われました。
親切でしようと思ったことを迷惑がられてしまい、ショックを受け、日本人なら断るにしてももっとやわらかく断るのになぁと思いました。しかし今考えると、その人はただ単に断っただけで、迷惑がっていたわけではないのかもしれないと思います。文化の違いを目の当たりにし、少し戸惑いましたが、今思うとそれもいい経験だと思います。
Q:インターン体験で得たものは?
A:たくさんの友達ができ、今でもメールをしたりと交流があります。またワシントン大学の留学生や同僚がとても感謝してくれた時、本当にやってよかったと感じました。自ら積極的に動くことで、周りの人々へいい影響を与えられるということを改めて実感しました。このインターン体験によって、以前よりも積極的に動けるようになったと思います。
Q:将来の仕事の展望や夢を教えてください。
A:積極的にグローバル展開をしている企業に就職するので、英語の勉強を続け、海外で働けるチャンスをつかみたいと思っています。
Q:海外インターン参加希望者に向けて、アドバイスをお願いします。
A:インターンシップは英語力を向上させるだけでなく、同僚と同じ目標に向かって働き、コミュニケーションを取ることで、国籍に関係なく、価値観を共有したり絆を深めたりすることができます。海外インターンシップの経験は、これから海外で働きたいと思っている人や、海外とのつながりがある仕事をしたいと思っている人にとって素晴らしい経験になると思います。自分の夢や目標を実現するためのきっかけになると思うので、チャレンジしてがんばってみてください!
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