経済の授業とテニス、トロンボーンに熱中しています
参加コース:ニュージーランド高校留学プログラム
留学期間:007年4月〜留学中
留学先:マウンテンビュー高校(ティマル)
2007年4月より、ニュージーランドのティマル郊外にあるMountainview HighSchoolに留学中。現在は高校2年生。テニスに熱中し、試合で遠征などにも行っている。学校は、小さな教室が集まったアットホームな雰囲気で、学生たちは勉強やスポーツに意欲的に取り組んでいる。
留学先は、スポーツイベントの多い学校です
ティマルの海
学校のパーティ
テニスキャンプ
留学生仲間
小学校で日本の遊びを教えました
Q:海外留学を決めた理由、きっかけを教えてください。
A:異国の文化に触れてみたかったのと、英語を使ってたくさんの国の人と話してみたかったからです。日本の高校へ進学することを考えた時、日常が想像できたので、いろいろなことが新鮮に感じられる外国へ行きたいと思いました。ニュージーランドにしたのは「治安がいい国」と聞いたのと、他の国に比べて物価が安かったからです。
Q:ティマルはどんな街ですか?
A:少し田舎です(笑)。クライストチャーチやダニーデンに比べると本当に小さな町ですが、まわりには海や山、農場があって、自然豊かなところです。かといって田舎過ぎるわけではなく、町(小さいですが)に出ればお店もあるので、住むのに不便はなくのんびりとしたいい町です。
Q:留学先の学校について教えてください。
A:私の学校は、夏には水泳大会、冬にはマラソンなど、スポーツのイベントが多いです。全校生徒が600人くらいなので、クラスの人数も多過ぎず、同じ学年の子の顔はすぐ覚えられます。タイ・中国・韓国・台湾・カナダ・アメリカ・フランスなど、たくさんの留学生がいます。英語圏内からの留学生もいます。カナダの子になぜNZに来たのか聞いてみたら「異国の文化に触れてみたかったから」と言ってました。
Q:今、一番興味のある科目は何ですか?
A:経済の授業が面白いです。今は1つ下の学年の授業を取っていますが、来年は、自分の学年の経済の授業を取れるように勉強しています。経済のクラスをひと言で言うと「変わっている!」です。シンプソンズ(アニメ)を見て勉強したこともありますし、各家庭の収入についてインタビューしたりします。授業が変わっているというより先生が変わっていて、「明日マフィンを焼いてきてみんなで食べよう!」とみんなでマフィンを食べたこともあります。なぜかクラスでタイ語と日本語を教えたこともあります。経済の勉強だけでなく、クラスの生徒の交流もする変わった授業です。
Q:学校には、日本の学校にはないようなユニークな科目はありますか?
A:先住民の言葉「マオリ語」の授業があります。言葉だけでなくハカ(伝統的な踊り)も勉強します。また「ツーリズム」では世界の観光地について勉強します。「ファーム」といって、農場や畑について勉強するNZらしい科目もあります。
Q:放課後や週末はどんな風に過ごしていますか
A:放課後はすぐ家に帰ります(笑)。この学校の生徒はなぜかすぐ家に帰るので、学校が終わってから10分後には誰もいなくなることが多いです。たまにトロンボーンを練習したり、友達と話してから帰ったりします。
Q:何か部活に所属していますか?
A:部活は週に1回です。週に1回練習があり、週に1回他校との試合があります。シーズンの最後に試合結果をまとめた表彰式があり、前回は優勝しました! テニスの練習はPEの先生が教えてくれます。練習は先生が決めるのでしっかりとした内容は決まっていません。
Q:ほかに熱中していることは?
A:今年からトロンボーンを始めました。学校に専門の先生が来て、毎週金曜日に20分の個人レッスンがあります。まだ初心者なのであまりうまく吹けませんが、楽しくレッスンしています。先生はカナダ人で、以前、演奏で日本に行ったことがあり、この前「さくら」を教えてくれました!
Q:ホストファミリーについて教えてください。
A:ホストファザー、マザー、シスターの3人です。犬が2匹、猫が1匹いて癒してくれます(笑)。ホストシスターは同い年で数学を教えてくれます! 授業中も気にかけてくれる、頼りがいのある子です。 ホストとは、毎晩7時からのドラマを一緒に見ています。家族全員がそのドラマが大好きなので、7時になると皆リビングに集まります。ホストマザーはよく先生に「この子は7時になると、ロン(ホストファザー)とTVの前に座っていつもドラマを見てるのよ」と口癖のように話します。
Q:学校で、印象に残っているエピソードは?
A:スポーツ担当の先生が、スポーツキャンプ(選ばれた人だけ行ける合宿)に推薦してくれて、今年6月に同学年の美佑ちゃんと行きました。他行の生徒もいてたくさんの人と話し、ゲームをしたり楽しみました! が、3日目にテニスの練習中に肩を脱臼をし、病院に運ばれてしまいました。キャンプの責任者が小さな病院まで連れて行ってくれましたが、そこでは治すことができず、大きな病院へ行きました。来たばかりの道を戻り、その間にも痛みで頭が爆発しそうで…。責任者のおじさんはとてもやさしく「大丈夫。頑張って! すぐ着くから」と励ましてくれ、治療後も「よく頑張ったね! 悲鳴を上げないなんてすごいなぁ。もう心配しなくていいよ」と言って頭をなでてくれました。その人の優しさに思わず号泣…。練習場に戻り、みんなのテニスを見てましたが、他校の子も気にかけてくれて、申し訳ない半分嬉しかったです。その後、責任者のおじさんにメールや手紙でお礼をし、学校の先生を通して連絡しあっています(そのおじさんは、先生のご主人なので)。
Q:高校卒業後の進路はどのように考えていますか?
A:日本の大学へ進学予定です。日本でも英語を勉強し続け、異文化について勉強したいと思っています。
Q:将来の夢を教えてください。
A:仕事ではないのですが、世界各国を旅行してたくさんの国の人々と交流し、友達を作り、世界をもっと知ることが夢です。「国によってものの考え方が違うなぁ」と、留学を通して思いました。たくさんの国に行って文化を知ることで、価値観や視野が広がっていくのではないかと思っています。
■ICCの担当カウンセラーからのコメント
朋子さんはNZへ着てからずっと学習熱心で、内容的に大変な科目でも臆せずがんばっています。英語力もどんどんつき、英会話にはほとんど困らなくなりました。スポーツでも活躍していて、テニスではこの地区でもトップクラス、そしてそういうところから社交の輪も広がっています。何に対してもチャレンジ精神旺盛で積極的な姿勢が留学生活の成功につながっていると思います。ステイ先のホストシスターは同校生でテニスも同じチーム、本当に仲のよい姉妹のようです。私にとっても娘のようで、時々うちへ遊びに来てくれるのが楽しみです。これからの活躍をまだまだ期待している学生さんです!
NZアドバイザー ペイン美佐
■参加した留学プログラムはコチラ
■参加した留学プログラムの資料請求はコチラ
■留学プログラムについてメールで相談する
■ 高校留学
総勢70名の日本人スタッフが現地サポート。
毎年300名以上の高校生が参加する国内最大規模のオーストラリア・ニュージーランド高校留学プログラム。
留学先から30分圏内に日本人スタッフを配置、先生達との定期的なミーティング、定期開催の保護者のための勉強会、帰国子女受験・現地進学・欧米進学、全てに対応した独自の進学指導体制。1700名もの高校生留学を実現したICCが自信をもって提供する高校留学プログラムです。
● 対 象:中学生・高校生
● 渡航国:オーストラリア(メルボルン、パース、キャンベラなど全豪各地)・ニュージーランド(ニュージーランド各地、約20地域)
● 期 間:1年・卒業まで