世界各国のお客様の接客を対応して、
それぞれの人種の特徴が分かりました
インターン期間:2009年3月〜2009年9月
参加コース:アジア高級ホテル中級トレーニングコース
インターン先:Cititel Mid-Valley Hotel
1977年生まれ、福岡県出身。販売職やテレフォンオペレーターの仕事を経て、キャリアチェンジを図るために、インターンプログラムに参加。マレーシアのクアラルンプールにあるCititel Mid-Valley Hotelで半年間のインターンを体験。現在は帰国して求職中。
カウンセラーのアドバイスがなければ、すぐにあきらめたかもしれません
Q:キャリアチェンジをするためにホテルインターンに参加されたそうですね。
A:はい。インターン参加前は、販売の仕事を4年半、テレオペの仕事を3年半経験しました。ホテルの仕事に興味を持ったのは、英語を使って日本を紹介する仕事に携わりたいと考えていたことと、世界中のお客様と接する機会を持てると思ったからです。
英語を使う仕事をするために実際に海外で仕事をして、経験を積みたかったため、インターンプログラムの参加を決めました。インターン先にマレーシアを選んだのは、滞在費が手ごろで人種も多様だからです。
Q:インターン参加前、英語に自信はありましたか?
A:留学経験もないため、英語の自信はありませんでした。NHKのラジオ講座やネットで海外の友達をつくり、定期的にlanguage exchangeを行って英語で話す機会を増やすようにしました。
Q:滞在していた都市はどんなところですか?
A:クアラルンプールにいましたが、マレーシアの人はみんな食べることが大好きで、人種もマレー・中国・インドと多様なため、外食するお店はさまざまな料理から気分次第で選べ、しかもローカルの屋台では1回300円くらいで沢山おいしいものが食べられるところが気に入っていました。
Q:インターン先での具体的な仕事内容を教えてください。
A:フロントでのお客様対応のほか、日本人のお客様の通訳や、お客様にホテルの感想を伺い、定期的にレポートにまとめて上司に提出しました。
Q:仕事をしていて壁にあたったことはありますか?
A:お客様からクレームを受けた時、自分だけで対応するには限界があったので、上司の時間がある時に積極的に英語でどのように対応すればよいか質問し、書きとめて練習しました。
また、はじめはスタッフとのコミュニケーションが思うようにいかず、担当カウンセラーの玉嵜さんにメールで相談し、ご自身の体験談やアドバイスを頂きました。何があってもポジティブに考え、今後のキャリアアップのために来たのだということを思い出すようにしました。玉嵜さんのアドバイスがなければ、直ぐに諦めていたかもしれません。
Q:インターン体験で得たものはどんなことでしたか?
A:世界にはさまざまな考え方や常識があり、物事を柔軟に考え、受け入れていく事の大切さを学びました。
Q:インターンで印象的だったエピソードを教えてください。
A:お客様が偽のクレジットカードを使うことがあるため、その「見分け方」の講習会があったのには驚きました。
Q:英語での接客に自信がついたのは、どんな時でしたか?
A:お客様が私の名前を覚えてくれて、ホテルに来られる度に会話が弾んだ時です。
Q:インターン先の同僚とは、仕事を離れてどのような交流がありましたか?
A:仕事が終わってごはんを食べに行ったり、ラマダンの時期は皆でブカプアサ(みんなで19時過ぎまで待ち、夕ごはんを時間をかけて食べる)に行ったり、休みが一緒の人とショッピングに行ったりしました。
Q:帰国されたばかりだそうですが、現在は就職活動中でしょうか?
A:はい。英語を使っての事務や貿易関係を希望しています。
Q:インターンでの経験を、今後のキャリアにどう活かしていきたいとお考えですか?
A:ホテルで世界各国のお客様の接客を対応して、各国の人種の特徴が分かって来たので、今後の仕事でも国によってどのようにサービス対応すれば喜んでいただけるか柔軟に対応できるよう心がけたいです。
Q:今後の仕事の展望や夢を教えてください。
A:日本でしばらく働いてから、また海外で働いてみたいと思っています。趣味で日本史を勉強しているので、いずれは海外のお客様に日本の文化や歴史を紹介する仕事に就きたいと考えています。
Q:ホテルインターン参加希望者に向けて、アドバイスをお願いします。
A:日本の常識にとらわれず、仕事で不満に思う事も一度すべて受け入れて経験してみることをお勧めします。物事の良い面を見るように心がけ、オープンな態度で笑顔でいれば、言葉の壁はあっても最後には全てが素晴らしい経験となるはずです。参加者の皆様がインターンを機会に夢を実現される事を応援しています!
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