留学の準備

こんにちは、留学カウンセラーの伊佐治です。
オセアニアでは2月が新学期のため、1月末はいよいよ留学へ旅立つお客様を見送る時期でした。今日は海外へ旅立つ際に役に立つかもしれない、スーツケースにまつわるアレコレをご紹介します。ごく一部のご紹介ですが、これらは全て私の実体験です（笑）ぜひ、私の失敗から学んでいただき、気持ちよく留学をスタートしましょう！

スーツケースは万能ではない

重さ制限

空港でたまに大量の段ボールやスーツケースを山積みにしたカートを見かけませんか？留学時代、毎年日本とニュージーランドを行き来していた私は、あんなに大量な荷物でも預かってくれるんだ。スーツケースに入ればいいんだ。と勘違いし、ある時留学先の友達に読ませたく、漫画本をスーツケースの片面にびっちり詰め込み空港へ行きました。案の定、重量大幅オーバーで追加料金を請求されることに・・・。母親は怒り中身を出すよう言いましたが、漫画が入っているとは言えずかたくなに拒み、追加料金を払ってもらい旅立ちました。
スーツケースは重量制限があります。そして制限は各航空会社によって違いますので、必ず事前に確認し重量をはかりつつ荷作りをしてください。

頑丈さも限界がある

空港で預けるスーツケース、あとは目的地まで安全に運んでもらえると思っていました。まれにニュースになるような投げるなどの行為はないにせよ、その扱い方は"貴重品扱い"ではないため様々です。また飛行機の貨物として積み上げられたり、下敷きになったり、ベルトコンベアーで運ばれるときもガンガン壁に当たる事もあります。目的地でスーツケースを受け取ったら、空港を出る前に破損が無いか必ず確かめて下さい。私は前回の出張で見事に割られて、大きなヒビが2箇所も・・・。空港に出る前に気付けば、その場で被害を申し出ることで対処が可能です。海外保険に加入している場合も保険会社にすぐに連絡をとることで保険でカバーできることが大半です。何日も放置していると、いつどこで壊れたのかが明確ではなくなり修復も自己負担になる可能性もあるため、「すぐ」の行動が大切ですよ。

誰かが見ているかもしれない

スーツケースの中身は何ですか？先ほどもお伝えしたように、貴重品扱いはされないですし、壊れるかもしれない。そんなスーツケースに何を入れますか？当然のごとく貴重品はいれないでください。大切だ！と思ってスーツケースにパスポートやe-チケットなどを入れてしまうと、人が大勢いる空港で荷物を広げる事になります。（えぇ、私１回やりました。）
また、アメリカの空港では時折皆さんの知らないところでTSA（運輸保安庁）によって中身をチェックされています。セキュリティーチェックのため無造作に選んだスーツケースを開け、目視で中身の確認をしているのです。知らないところで見られているかもしれないので、開けられても恥ずかしくないように丁寧に荷作りはしたいところですよね。また、その際鍵を壊されないように古いスーツケースは鍵をかけないで預けましょう。もしくはTSA対応のスーツケースを利用してくださいね。TSA検査が行われたスーツケースには必ず「あなたのスーツケース開けましたよ」という手紙が入っています。この手紙が入っていたら、「あ、見られた」とうことですね。中身が乱れていたり、規定に反する物は抜かれている場合もあるのでご注意を。
　←この手紙入ってます

留学には欠かせないスーツケースですが、気をつけなくてはいけないことは多々あります。スーツケースの中は誰も見ないと思っていろんな物を入れたり、無造作に詰め込んだりすると、見ている人がいるかもしれません。怪しい物があるとみなされると、最悪な場合、空港でUターン帰国を強制される場合もあります。留学を気持ちよく安全にスタートするためにも、ぜひ気をつけてくださいね。