イギリス王室

こんにちは、留学カウンセラーの伊佐治です。今日は、ここ数日トップニュースでも流れている注目のイギリス王室についてご紹介します。

イギリス王室の人気

イギリス王室は国王とその家族・親族を指し“ロイヤルファミリー”と呼ばれ、イギリス国内では特に人気が高く、その動向は常に注目の的となっています。故ダイアナ妃はもとより、近日注目度が高いのはウィリアム皇太子やキャサリン皇太子妃そしてお子様達ですね。そして、先日ハリー英王子の婚約発表があったことでますます注目され、ロイヤルファミリーの動向は日本でも常にトップニュースになるくらい有名で人気ですよね。

●エリザベス女王二世

ロイヤルファミリーの中でも根強い人気なのは、やはり“エリザベス女王二世”です。その姿はイギリス連邦王国16ヶ国の紙幣のデザインとして、なんと8歳から現在91歳まで起用され続けているのです。1952年に26歳で女王に即位し、国民に親しまれる王室を目指して、現在も積極的に公務を行っている現役女王です。13歳の時に海軍のフィリップ王子に一目惚れし、21歳の時にご成婚されてから早70年。未だ手を取り合い、公務をされている姿が国民に愛されている理由の一つかもしれませんね。そして驚くなかれ、女王の誕生日は2つあるのです。生誕の日である4月21日と公務用の6月第2土曜日。全てにおいてなんとスケールの大きな人生でしょう。

●王室の生活

ロイヤルファミリーを象徴する建造物として、有名なのがバッキンガム宮殿です。いまでは有名な観光地であり1日1回衛兵交代のイベントが行われ、歴史的な雰囲気を味わうことができます。伝統衣装に身を包んだ衛兵の姿はロンドンへ来たら見る価値、大です。また生活様式も「イギリス王室御用達」という言葉を聞いた事があるでしょうか。バーバリーやウエッジウッドなどの高級ブランドだけではなく、庶民的なお菓子や日用雑貨も含め、現在800の企業と個人がイギリス王室御用達に認定されています。実はこれ、王族個人それぞれが気に入った製品に権利を与える事ができるのです。個人的好みがあるってことですね（笑）

●王室の財産

なんと、エリザベス女王の個人財産は5億ドル（約560億円）、所有する不動産価値は100億ドルと言われています。実はロンドン中心部を通るRegent streetは王室の所有地で、この道に建つ店舗からの収入があるんだそうです。また、海岸線の土地55%が王室の所有地であり、風力発電会社に貸し出しをしていたりもします。ただ、大きな財産のように見える邸宅のウィンザー城や数々の宝石等は国有のものも多く、個人的財産では無いのでそれらは財産には含まれないそうです。それでも5億ドル・・・91歳の今からどうやって浪費していくのでしょうか。

イギリス王室は常に伝統と気品を守りつつ、国民にも親しまれるような王室を目指しています。実際に私がイギリスに行った際も、至る所に気品があふれ、またどこにいても何かしら王室への愛情が感じられたような気がします。イギリスも日本と同じく島国であるからこそ、他の文化とはまた一つ違った独特の文化や歴史が重んじられ、また今なお続いているのかもしれませんね。

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