世界のクリスマス

こんにちは。留学カウンセラーの伊佐治です。今日は前回に続き、週末に迫ったクリスマスについて海外での過ごし方を簡単にご紹介します。

クリスマスの過ごし方

●日本

メインは24日のクリスマスイブである。プレゼントは良い子にしていた子供達へ。恋人たちはクリスマスプレゼントを交換する。家族で過ごし、ケンタッキーフライドチキンを食べ、クリスマスケーキを食べる。恋人達はクリスマスディナーを楽しみ、プレゼントを交換する。

●アメリカ

イルミネーションはハロウィンが終わってから1月まで飾っている家庭も多いほど、クリスマスの期間が長い。25日がクリスマスお祝いの日である。家族と過ごしたり、恋人を含めた大人数で盛大なパーティーをしたりして、ハムやビーフ、ターキー、ジンジャークッキーなどを食べる。プレゼントは親戚や友人、家族などが渡し合うため、多くのプレゼントを貰う。

●イギリス

25日の当日の朝は、ミサという神に感謝し祈願などを行う祭りの儀式に参加し、夕方はターキーなどのディナーを楽しむ。クリスマスディナーを出しているレストラン以外のお店が全て閉店し、公共機関もほんの一部を除いて全て止まる。クリスマスプレゼントを家族同士で交換し、サンタクロースからも別口でクリスマスプレゼントがもらえる。26日からボクシング・デーと呼ばれる、クリスマス前に売れ残った品物の大セールが行われる。

●イタリア

24日の夜から25日にかけて家族、親戚、友人が集まり、大人数でクリスマスを楽しむ。カトリック教では、キリストが生まれるまでは肉を食べてはいけない習慣というのがあるため魚料理を食べる。“パネットーネ”と言われる、発酵させた粉、卵、砂糖にドライフルーツを入れて焼き上げた伝統的なケーキを食べる。プレゼントは親戚や友人、家族などが渡し合うため、多くのプレゼントを貰う。家族とゆったり過ごしたりミサに参加したりするため、24〜26日は多くのお店が閉まっており、街は静まりかえる。

●ドイツ

クリスマスイブまでの4週間は“Advent”というクリマス準備期間があり、アドベントカレンダーを日めくりで楽しむ。この期間ドイツほぼ全域でクリスマスマーケットが開催される。クリスマスマーケットは家族・友達・同僚・恋人などと出かけて楽しむ。ドイツのお菓子、ドライフルーツやナッツが練りこまれた「シュトレン」を、クリスマスを待つ間、少しずつスライスして食べる。
　ドイツのクリスマスマーケット行ってきました！

●番外編　カナダ

実はサンタさんは住所登録をしており、カナダに住んでいるのです！クリスマスの季節の郵便事情は大変混雑しているので、12月中旬までに投函するのが望ましいそうです。そしてサンタさんは万能なので、手紙を何語で書いても切手を貼らなくてもお手紙は届くそうですよ。（日本から届くのかは不明ですが・・・）
宛名：Santa Claus　住所：North Pole HOH OHO, Canada

いろいろな文化・それぞれの習慣

海外ではその国の歴史から、また宗教から、はたまた日本の様に流行から、さまざまな習慣が生まれています。日本以外の国ではクリスマスは家族の行事であり、ゆっくりと楽しむ傾向が強いようですね。日本での当たり前が海外では全然別の習慣であったり、また他国の習慣がとてつもなく理解不能だったりもします（笑）それらを全て「面白い！」と心広く受け入れる事がtheグローバル。皆さんも海外に出て、いろいろな文化に触れて、新しい価値観に気付いてみましょう！

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