「英語ができる」は就活に役立つ？

こんにちは。留学カウンセラーの伊佐治です。
これから春にむけて、着々と準備を進めたい「就活」。英語人口が増えつつある日本で、英語って本当に就活に役立つの？と思っている方、ぜひ一読ください。

英語ってこれからの就活で必要？

ご存じの通り、今日本の労働人口は先細りしています。企業が成長し続けるために海外に出ていき、労働力のある20〜40代の人口が増えて成長している国でビジネスを展開しようと考えるのは当然のことです。また、あと数年で日本は高齢化社会に拍車がかかり、お金を使う消費世代が減るのも日本国内で起業すること躊躇する要因になっているかもしれませんね。

そんな中なぜ英語

英語は58の国と21の地域が公用語として使用されています。ということは、英語は英語圏の国だけにとどまらず、世界に散らばった多くの国の人々や企業と対話し、仕事ができるようになるツール。ということはビジネスチャンスの視野は"世界"と大きく広げることに繋がります。また、海外生活や海外インターンシップなどで培った、多種多様な文化や物の考えたかやとらえ方、多様性を十分理解し、柔軟に対応していく力のあるグローバル人材から新たな発想や企画・提案が生まれることが、企業にとって視野を広げてビジネス展開ができる絶好な機会にもなるのです。

技術面でも英語ができる人材は必要

今の世代、インターネット上には多くの翻訳サービスが存在しますが、企業にとって機密保持は生命線です。ネット上の翻訳サービスは機能の向上のために、入力された文章のデータを蓄積して分析をしているので、顧客情報を始め、ビジネスの内容、契約条件、売上や予算などの文書をデータとして蓄積されては全く機密にはなりません。内部情報を外に出さないというのは起業にとって基本中の基本。だからこそ、英語が堪能な人材は企業にとって大変重宝される人材なのです。

外資系企業は待遇が良い？

英語が得意な人は、外資系企業に対して就活できるという選択肢が広がります。外資系とは本国で成功をし他国にビジネスを拡大し売り上げを伸ばしている企業であり、日本進出をしてきた大手企業がたくさんあります。外資＝海外で仕事と直結することは多くはないと思いますが、日本国内で勤めることになっても公用語はきっと英語です。そのため英語ができる事を最低限の条件としている企業が大多数を占めます。そんな企業へのアプローチができるのも、英語ができるから。また、日本に進出したい企業にとっては、英語と日本語ができる人材はどうしても欲しい人材ですよね。

外資系企業で働く魅力はざっくりと２点あります。
1つ目は、給与や福利厚生の待遇が良いこと。
2つ目は、成果主義でもあるのでよく働きよく学びを得られること。

つまり、「環境の良いオフィスで働けますよ。給与も待遇良くしますよ。だからちゃんと稼いで、会社に還元しよう！」ということですね。国内外で海外の方を相手にバリバリ働くなんて、カッコいいですよね。また、実力を高めることで他社からスカウトが来るのもアリアリなのが大手企業です。もしかしたら好条件でキャリアアップやキャリアチェンジもできるような人材を目指せるかも？

英語を就職活動の強みにする

まず、英語ができるとアプローチできる選択肢が広がります。ただ、英語学習を強化している人が増えつつある日本。「TOEIC800点」「留学経験がある」というのも珍しくなくなる時代になってきています。そんな中、英語をどう強みにしていきましょう。

就職活動でのアピールすべきポイントは2点あります。
1つ目は、留学や過去の経験から学んだ内容や自分の専門性
2つ目は、自分のこれからの成長期待度

つまり、「英語はそこそこ話せて、TOEIC900点あります。」でははなく、例えば「英語でのプレゼン力があり、ビジネスの専門用語もある程度理解できます。TOEICは550点と高得点ではないですが、海外の友人もいるため英語学習は続けています。」という英語でできる事が明確でこれからの勢いあることが、人事担当者から見た時に欲しがられる人材となるのです。

「英語」って一言で言っても求められる物は色々です。「就活」にあたり、まずそれらを知ることから始め、次に自己アピール。アピールできることを増やす経験値はやってみなきゃ貯まらない！留学もその一つ！意味のある、先に繋がる素敵な経験値を増やして行きましょう！