意気揚々と海外へ乗り込んで、留学生活をスタートしようとしたところ、「はて・・・?」となった自分の経験を基に、新しい国でこれから始めればとりあえず生活はスタートできるよ、大丈夫だよ!ということをお伝えします。今回はシアトル編ですが、国や都市が変わってもやっていただくことは、基本同じです。
ちなみに今回は、
・滞在先(ホームステイや寮)は日本で手配済みの場合です。というより、ホームステイや寮は最低3ヶ月は確保した状態で渡航しましょう!
・最低限のお金やクレジットカード、デビットカードも日本で用意していきましょう。
その1)公共の交通手段の利用法を知る。
初めて渡航するときは、到着した空港から滞在先までは通常空港出迎えの手配が可能です。
なので、まずは、自分の滞在先から、学校までの行き方を把握します。ホームステイの場合は、当然、ホストファミリーが教えてくれます。寮の場合は、寮に住んでいる他の学生から教えてもらいましょう。
実際に公共の交通機関を利用する前に、ORCAカードを買います。日本で言うところのSuicaやICOCAのようなもの。駅や空港で簡単に買えます。
割引もきくのがうれしい。
その2)携帯電話を確保!
シアトルでは、至る所でFree Wifiが飛んでいるので、インターネット環境はあまり困らないでしょう。とはいえ、日本の生活では、いつでもLINEで連絡を取って、Google mapで場所を調べて、インターネットでお店を予約、と生活の大半をインターネットに頼っている場合、街で使えるFree Wifiでは、不安かもしれません。
一番簡単な方法は、自分の携帯のSIMロックを解除して、現地で使えるSIMカードを買うこと。Targetというホームセンターに行けば、様々な種類、タイプが売っているので、わからなければとりあえずTargetに行ってお店の人に、それぞれのタイプ、特徴を聞いて見るのが良いと思います。(ちなみに、Targetはオーストラリアにもあります)
または、携帯電話会社(auやソフトバンクみたいなところ)に直接行ってみても良いです。
シアトルはAT&T、Verizon、Sprint、T-Mobileが4大携帯会社だそうです。
AT&Tでは、どのくらいの滞在かどのように使うかを聞かれ、自分の滞在期間などを使えると「これがおすすめだね」と相談にのってくれました。さらに、自分が持ち込んだ携帯で動作できるかの確認が必要、とかでセットアップまで全部やってくれたので、とっても助かりました。
「そう言う、お店の人に相談にのってもらうタイプって割高じゃない?」という方は、前もって下調べしていくと良いでしょう。
3)銀行口座を開設
Bank of Americaが一番大きい銀行のようです。学生なら、手数料や口座維持費がかからないので、1年以上の長い留学なら口座を開設した方が楽かもしれません。
4)生活必需品を買いに行く
先ほどご紹介したTargetはベッドリネン、キッチン用品などはもちろんのこと、シャンプーなどの日用品、薬、化粧品、洋服など何でも売っています。特にシアトルダウンタウンのTargetは食品も売っているので、とりあえずここでそろわないものは日本食くらいです。
多くの留学生が(自分もそうだったのですが・・・)、渡航の準備をしているときに、「あれも」「これも」とスーツケースに詰めます。また、「あれは持って行った方が良いのか、これはどうですか?」と聞かれます。
コンタクトや使い慣れた化粧品以外は、簡単に手に入るので、「忘れたら買えばいいや」くらいの気持ちで準備をして問題ありません。
渡航は学校が始まる2日から1週間前
上記のことを1日、または着いてすぐ全部行う必要はありません。少しずつ自分のペースで行うことも大切です。というのも、このようなことを行いながら街を歩き、街の様子を知って、おいしい珈琲屋さんなどが見つかったりするからです。また、この段階で思い切って英語を使っておけば学校が始まってから、英語を使うことにためらいがなくなります。
また、最初は、「あー!あそこのお店が安かった!!」「必要ないのに買っちゃった〜(涙)」なんてこともあるでしょう。それすらもすべて、勉強です。そういうことを積み重ねながら、留学先の国を知って、街を知って、その都市の住人になっていくからです。
留学っておもしろい!!
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