留学は「行けば何とかなる」時代は終わりました。海外がより近くなり、以前より海外留学をする人たちが年々増加しています。「行ってよかった。」と思える経験をしてこそ、高いお金を払った価値があります。「行ってよかった」と思える留学生活にするために、必要な留学前にするべき3つのこと。
そもそも「行ってよかった」と思える留学とは。
「留学経験」自体が就職活動や転職活動につながること。
そして、
将来の長いキャリア形成の中でいつでもこの留学経験が役立つこと。
です。
そのためにも、留学中に「仕事でつかえるレベル」の英語力を身に付けたり、色々な人と出会ったり、色々な失敗をしたり、日本ではできない多くの経験をすることが大切です。
そのために必要な3つのこととは
①日本でできる英語学習は終えておく
②自分のキャリアゴールを考える
③留学中の目標を立てる
①日本でできる英語学習は終えておく
英語は行ってから何とかしているようでは、留学生活の初めの数か月を無駄にします。日本でできるすべてのことをやっておくべきです。
日本ですべき英語力アップのための勉強
1)ディクテーション
BBCニュースを聞いたり英語で映画を聞いたりするのもいいのですが、それって本当に聞けてますか?
「言っていることはわかるんだけど、返答ができない」という話をよく聞きます。たとえば一つのニュースを聞いて、本当にわかっているかどうかを確かめるためにも、その題材を使ってディクテーションをしてみてはいかがでしょうか。
【ディクテーションのやり方】
①一文を聞いたあと、音声を止め、聞いた一文を書き取る。
同じ文章で5回これを繰り返します。
②聞き取れない箇所は予測で埋める。
内容がわかっていれば、聞き取れない箇所があっても、単語・文法で予測します。
③スクリプトを見て答え合わせ
5回聞いても聞き取れないものは、おそらく何度聞いても聞き取れません。
以上を一つの題材で行います。初めは思ったよりできなかったり、時間がとてもかかるかもしれません。1か月もすれば、大分慣れてきて聞き取れるようになります。
2)文法の学習
文法なんて、と言っているうちは英語力は決して上がりません。たとえば、ネイティブからすると、a/theの使い分けができていない文章は何を言っているのかわかりません。今一度文法を見直しましょう。
3)単語
一日におぼえる単語の数を決めましょう。暗記が得意な人で20個。苦手な人は15個くらいが妥当です。あまり量を覚えすぎても忘れてしまいます。そして、もう一度見直してほしいことは「何となくこんな感じの意味」という単語。本当にそんな感じの意味かどうか、見直すと簡単に単語力が上がっていきます。
②自分のキャリアゴールを考える
留学後につきたい職業や、働きたい企業がはっきり決まっているのであればよいのですが、ほとんどの方がまだ決まっていない状況で留学をすることになります。
できれば留学の前に少なくとも、
・「将来のなりたい自分像」と「今の自分像」を知る
・漠然とでも、つきたい仕事について考える
をしっかりと行っておくことが大切です。
そして、その上で
③留学中の目標を立てる
もし、将来のキャリアゴールが決まっていないのであれば留学中の目標の一つに「キャリアゴールを見極める」が挙げられると思います。
また、そのために、
・○○人の人と出会う
・現地のワークショップに参加する
・就労経験をする
など、一つやり遂げるべき目標を掲げることも大切です。漫然と留学生活を送るのではなく、目標を掲げ、その目標に向かって「今やるべきこと」を常に振り返って過ごす、そんな留学生活は間違いなく「行ってよかった」留学になるでしょう。
IBP留学は「行ってよかった」留学を実現するために留学コンサルタント、キャリアコンサルタント、現地アドバイザーが連携を取り、上記の①~③を実現するべく、留学前から皆様と一緒に準備をしていきます。
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