IBP52期生(2015年春出発)の田縁君によるセミナーを9月7日(水)に開催しました。
経験者だからこそ語れる、あれこれをお話ししていただきました。
田縁君はこんな人
大阪大学経済学部4回生。1年間休学をしてワシントン大学へ留学
シアトルに住む留学生・地元の住民を巻き込んでのジンギスカンパーティーを開催。
インターンシップはクリエーティブエージェンシーにてSNSマーケティングなどを行う。
IBPの経験を活かし、ボストンキャリアフォーラムにて複数社より内定を獲得。
シアトルでジンパ
「ジンパ」=ジンギスカンパーティー。セミナーの中で特に印象深かった話。北海道出身の田縁君。ジンパは日常生活。シアトルでもジンパしよう~!と思いつきます。
どうやったら、ジンギスカンパーティーを開けるのだろう・・・。人を集めるには?場所は?羊の肉の調達や、機材の調達、考えることはとにかくたくさん。
一つ一つ調べていくうちに、シアトル市内の路地裏活性化計画を知り、企画書を送ったそうです。そこから、シアトルに住む日系人が多く集う日本町で秋祭りを担当している方とつながり、最終的には日本町の予算使わせてもらえることになったそうです。
一方で、羊の肉を調達するのに、日本食レストランに飛び込みで聞きに行ったり、アメリカで食べ物を取り扱うための資格まで取得したり。。。。
そしてとうとう開かれたパーティには地元の方や留学生を含め約40人が参加。大成功となったそうです。
田縁君が伝えるジンパ成功の秘訣
IBPプログラムの参加者にはこのように、課外活動を積極的に行う学生が多くいます。びっくりすることは、どの学生も特別な「誰か」ではない、ということです。
シアトルでジンパ、を思いついた田縁君はなかなかのアイディアマンですが、実行に移して成功さえるまでに心がけていた3つのポイントを教えてもらいました。
1.State Your Goal
とにかく、「ジンパをする」ということを周囲に言いまくっていたそうです。そのおかげでいろいろな情報が集まってきたり、協力者が現れたりしたそうです。
また、周囲に宣言をすることによって、モティベーションをあげ、また、「口だけ」にならないよう自分へのプレッシャーにもなった、とのことです。
2.Seek it out, and Ya shall find
動くべし、探すべし。情報が集まってくるのを待つだけでなく、自分でも積極的に情報集めに動きます。また、集まってきた情報利用するために動きます。
自分から動くことによって、また、周囲も動き、また情報や人が集まってくるという好循環。
3.Connect your dots
次へと繋ぐ。
今までの経験や学んだこと、人との縁をつなげていく。集まってきた情報一つ一つをつなげていく。
ジンパの成功も人と人との縁をつなぐきっかけになった。
成功する留学は特別な存在の人ではない
特別に頭がいいから。英語が初めからできていたから。だから留学が成功する。というよりも、上記のような心がけ。
特にIBPは人とのつながりができていくプログラムです。
同じIBP生同士ボランティア活動を紹介し合ったり、情報を共有することはもちろん、歴代受け継がれていく情報もあります。
特別な存在になろうとせず、興味のあることにどんどん飛び込んでいく人が、「行ってよかった」と思える留学をしているようです。