スタートアップとか、イノベーションとか、最近何となく耳にする言葉。意味がわかっているようにも思えるけど、、、。
スタートアップ企業とは
Wikipediaによると
”A startup company (startup or start-up) is an entrepreneurial venture which is typically a newly emerged, fast-growing business that aims to meet a marketplace need by developing or offering an innovative product, process or service. ”
革新的な製品や、プロセス、サービスを開発、提供することで市場のニーズに合う急成長するビジネスを新しく起業したベンチャー企業のこと。
ポイントは、イノベーション(新しい切り口)を通してその企業が急速に伸びていること。つまり新しく設立・スタートさせただけでは「スタートアップ企業」というわけではないのです。
ベンチャー企業とは違うの?
Wikipediaの説明にも”A startup company (startup or start-up) is an entrepreneurial venture ”とあるように、スタートアップとベンチャーは同義として取り扱われるのが一般的です。
両者とも「今までにない革新的な技術、製品、アイデアを元に起業した中小規模の会社」という定義が共通します。取り扱っている製品や技術などがすでに、社会に存在していたり従来のやり方を単に変更させた場合などは、スタートアップやベンチャーの部類に入らず、「中小企業」となります。
一方で、ベンチャーとスタートアップには明確な違いがある、とする人もいます。
そもそもは「ベンチャー企業」という言葉は和製英語。つまり、世界共通で使える言葉ではない、というところに明確な違いがあります。entrepreneurial ventureやventure backed companyとして最近英語でも使われるようになったようです。
もともとはventure capitalとして使われ、上場していない新しく小さい企業に投資し、コンサルし、その企業の成長とともに投資を回収する人や会社を指す言葉としての言葉だそうです。
日本では「スタートアップ」より「ベンチャー企業」の方が一般的に使われているように思います。「革新的な製品やサービスを扱う新しい比較的小規模な企業」=「ベンチャー企業」として使われ、投資を受けているかどうか、または、急速に伸びているかはあまり関係ないとされています。
世界的に通じる言葉としては「start up company」が使われます。こちらは、。「革新的な製品やサービスを扱う新しい比較的小規模な企業」に加えて「急速に伸びている」ということがポイントとなります。
今までにない、「革新的な」がポイント
「ベンチャー企業」にせよ「スタートアップ」にせよ、どちらも「革新的な何か」つまり、「innovative」な何かを取り扱い、市場に広めることが目的で起業した会社というところがポイント。
Innovativeな何かでよく知られているものはiPhoneやFace Book。
スタートアップやイノベーションを肌で感じる留学
スタートアップ、ベンチャー企業でのインターンシップは日本でも盛んです。多くのこのような企業がインターンシップ生を募集し、大学生にスタートアップを経験してもらっています。
これも一つのスタートアップやイノベーティブな何かが生まれ育っていく環境を経験できる手段です。
一方で、インターンシップだけでなく、スタートアップ企業で働く人たちやイノベーションを生み出す環境にいる人たちにより多く会い、話を聞くことは将来スタートアップで働くかどうかにかかわらず、自分の働き方を見つけるとてもいい経験になります。
ICCのIBPプログラムサンフランシスコ州立大学コース。
近隣にサンシリコンバレーが位置するサンフランシスコはスタートアップ企業も多いエリアへの留学。インターンシップでスタートアップ企業を選ばなくても、1年間留学中に行われるビジネスセミナーやてネットワーキングでスタートアップ企業で働く人の話を聞くチャンスも。スタートアップの街サンフランシスコへのビジネス留学だからこそ、できることです。
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