「英語が必要な特殊な企業や職種の話」ではなく、一般の企業における、一般の話。
転職においても当然、英語力が高ければ選択の幅が広がります。
少し前までは、英語が話せる人は「英語を使える仕事」を探していました。今の世の中は英語が使えない人が、「英語が必要のない仕事」を探さなければなりません。
需要と供給の関係
とはいえ、英語を仕事レベルで使える人材は限られています。
英語を使える人材は必要だけれども、それほど使いこなせる人材がいない!となるとおのずと、英語力が高ければその分お給料も・・・。ということになります。
転職における求人倍率を見ても、全体の求人倍率が1.02倍(出典:Doda)に対して、バイリンガル求人は1.36倍(出典:ダイジョブ・グローバルリクルーティング)。
下記のグラフは、国税庁が調査した英語力による年収の違いをグラフ化したものです。
お給料の差30%
英語力の差=年収差と言っても過言ではありません。
当然新卒採用の段階では、あまり差がなく、20代でもそれほど差は出ない。20代の英語力による年収差は10-20万程度。このくらいの差なら、英語力以外の仕事能力によって相殺されるので、あまり気が付かないのではないでしょうか。
が、
これが30代、40代になると差が顕著に表れてきます。そして、この差は今後、近い将来もっと広がってくると考えられます。
そんなにお金をかけてまで留学する意味って何ですか?
「年収です」
とは、大げさだし、それだけではないのですが、「留学にかかるお金はその後の年収差で十分に回収できます」と言っても、きっと言い過ぎではありません。
「仕事でつかえる英語力」を身に付ければ、きっと転職活動や就職活動では選択の幅は広がるし、その後の年収も期待できます。
・留学修了間近に転職サイトに登録したところ、電話やメールでのヘッドハントの数がぐっと増えました。留学せずにそのまま日本で働いている状況よりも、留学や現地でのインターンシップ経験者の方がリクルーターからの期待値が高く、スカウトされるチャンスが高くなるのだと思います。退職してまで留学する価値はここにあるのではないでしょうか。
・留学を決めかねている方とお話してみると、男性は「会社を辞めるタイミングや退職してまで参加する意義」について、女性は「年齢」についてとても気にされていると感じます。私自身、なかなかタイミングをつかめずに6年間の社会人生活が過ぎましたが、「退職してまでの留学意義」という点では、海外インターンシップ経験やTOEICの点数などは必ず高く評価され、ヘッドハンティング数も増えるということを実感しています。
・年齢に関しては、男女国籍問わず、学生~40才台の方がUWのプログラムに参加されていますし、海外の大学院などは社会人マネージャークラスの方もたくさん留学されているので、気にする必要は全くないと思います。 IBP修了生はコミュニケーション能力や、プレゼン能力、ディスカッション能力も鍛えられているので、年齢に関わらず、どんなことを1年でやってきたかきちんと面接で話せるはずです。また、留学の最後のプログラムがインターンシップなので、すでに面接でどのように受け答えをすればよいか、レジュメ、職務経歴書の書き方などはみっちりしこまれています。自信を持って、帰国後の就職活動に挑んでください!