日系二大航空会社の、JAL とANA。
日系の客室乗務員を希望する方のほとんどこの2社両方を受験します。
JALとANAの客室乗務員募集要項比較 in 2016
2016年は新卒採用だけでなく、既卒採用も行われました。
新卒採用の募集要項
2社ともほぼ共通で、
・2016年4月~2017年3月までの間に専門学校・短期大学・高等専門学校・4年制大学または大学院(修士課程)を卒業見込みの方
・呼吸器、循環器、耳鼻咽喉、眼球、脊椎等が航空機乗務に支障なく、必要な体力を有し、心身ともに健康な方。
・コンタクトレンズ矯正視力が両眼とも1.0以上の方。
・TOEIC600点以上または同等の英語力
応募締切
エントリーシートの提出期限はANAが早くて4月26日でした。JALは5月2日。
両社ともに明記されているのは、海外留学中の学生について。
JAL・ANAともにエントリーシート提出後の面接日程について考慮してくれるようです。やはり、留学経験者が多い客室乗務員、海外留学している学生の募集も想定しているようです。
2017年以降も、明記があるかどうか、必ず確認しましょう。
その他の募集要項比較
募集人数: JAL350名 , ANA700名程度
初任給: JAL183,000円 , ANA 175,819円
既卒採用について
2社とも共通で
・2016年10月末時点で専門学校・短期大学・高等専門学校・4年制大学または大学院(修士課程)を既に卒業・修了されている方で、2016年11月以降、会社の指定する時期に入社できる方。
・呼吸器、循環器、耳鼻咽喉、眼球、脊椎等が航空機乗務に支障なく、必要な体力を有し、心身ともに健康な方。
・コンタクトレンズ矯正視力が両眼とも1.0以上の方。
・TOEIC600点以上または同等の英語力
→ つまり、昨年の選考がうまくいかなかった方のリベンジも可能!!
募集人数は新卒に比べて少ない
JALは50名、ANAは40名程度でした。
また、既卒募集は必ずあるとは限らないので、毎年確認が必要です。
今年は、JALが8月頃、ANAが7月頃の応募となっていました。
JALとANA面接に違いはあるの?
実際に2社とも受験をした学生に聞いてみました。
英語の面接について
ANAは英語の面接がなかったそうです。JALは2次面接で英語面接があったそうです。
ただ、JALの英語面接は英語力の試験というより、「急な対応が感じよくできるかどうか」を見ていると言われているそうです。
実際に聞かれた質問
JAL
「(最終面接は東京なので)今朝弊社の飛行機に乗って悪いと感じたサービスを教えてください。」
「○○の経験で学んだことを3つ教えてください。」
「(短所を話したあとに)それは長所だともいえると思うけど、なぜ短所だと思うのですか?」
「ANAにもし内定をもらったら、弊社かANAどちらを選びますか?またそれはなぜですか?」
「好きな色は何ですか?」
ANA
「5年後どんなCAになっていたいか」
「あなたにとってのCAとは?」
「ANAはJALに比べてまだまだ海外での知名度が低いが、どうすればいいと思う?」
「選考を通じてANA・ANAのCAへのイメージは変化したか?」
やっていてよかった対策は?
エアラインスクール
「各社別にESから最終面接まで対策。」
雑誌Air Stage
「すごく役立つので、企業研究や面接対策に使っていました。」
海外インターンシップ
「両社ともに海外インターンシップをアピール。」
アピールできる大きなポイントは、
・挑戦して難しいことがあってもしっかり努力していけること
・外国人と一緒に働いた経験もあるので将来的に増えていく外国人クルー(特にANA)とも英語で会話して仕事していけること
など。他にもコミュニケーション力や主体性などがある、という風に見られることが多いようです。
ICC国際交流委員会のエアラインインターンシッププログラム
AIPプログラムのご紹介。
航空業界への就職を目指すために作られたこのプログラムは、英語力アップ+カスタマーサービス研修を終えた後、空港にてインターンシップを行います。
英語力アップ
参加時の英語力によって1か月~3か月の英語研修に参加します。授業は少人数制の授業で、とにかくたくさん話をさせられます。学校内はEnglish ONLY!短期間でしっかりと英語で話せる力を身につけます!
カスタマーサービス研修
AIP生のための特別授業!ホスピタリティーの基本を学びます。ビジネス&接客英語、サービス業・空港で使用する専門英語も学習します。空港視察、空港スタッフとの交流のチャンスも!
英文履歴書の書き方や面接対策も英語で行うため、外資系航空会社を狙う方にもとてもおすすめです。
空港でのインターンシップ
英語力をしっかりアップして、ホスピタリティー研修も終えると、いよいよ空港でのインターンシップ。実践的に実際に空港利用者の方と接していただきます。皆様が空港の顔として働くことになります。
航空会社だけでなく、就職活動においてこれ以上のアピールはありません!
実際にAIPプログラムに参加した方の声
日系2社から内定をもらった工藤さん
「実際に国内のエアラインを受験する際にAIPでのエピソードを必ず話していました。面接官の方々も毎回興味を持って聴いてくださり、インターンシップに関する質問も数多くしていただけました。」
とのこと。
工藤さんの体験談はこちら
他の方の体験談も是非ご一読ください!
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ラジオ大阪国際交流委員会(ICC国際交流委員会大阪オフィス)までお問い合わせください。
お電話:06−6577−1306
メール:yurika_fukunaga@iccworld.co.jp
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