主流はホームステイ
よくある質問TOP5に入る質問は「ホームステイありますか?」「寮ありますか?」「そもそもどちらが良いのでしょうか?」という、滞在方法に関する質問。
まずは大前提として。未成年の留学では1人暮らしは出来ません。ホームステイか寮の選択になります。
オーストラリア、カナダ、ニュージーランドに留学する場合、滞在先は一部の私立等を除いてホームステイが一般的です。
寮を希望する場合は、選択肢は限られますが、寮のある学校への進学となります。
ホームステイも寮もそれぞれメリットが!
ホームステイのメリット
アットホームな現地の家庭生活を通じて、文化や習慣を学ぶことが出来ます。高校生であれば、他人の家族の中にその一員として溶け込むことが出来る柔軟性を持っています。高校時代は、まだ保護者的な存在を必要とする年代でもありますから、ホームステイは適しているといえます。
また、ホストの家族は留学中に接することの出来る大人の一人。クラスメイトとの会話も大切ですが、大人と向き合い1対1で話すためのきちんとした英語を身に付ける絶好のチャンスでもあります。
寮のメリット
生活の大変を同世代の学生と過ごす寮(ボーディング)生活。より長い時間を共に過ごすことで生まれる連帯感や絆は代え難い経験になるはず。寮のある学校の多くが、学習だけでなく、生活を通じて育てる人間形成に力を入れているため、自習の時間、起床・消灯など生活のあらゆる時間が細かく決められています。そのため、英語だけでなく、規則正しい生活が身につくのも寮滞在のメリットと言えるでしょう。
寮を選ぶ時の注意点!
・1人部屋ではありません。プライバシーがあまりないことを窮屈に感じる学生はホームステイのほうが向いているかも?!
・寮がある学校は男女別学のことが多いため、共学を希望する場合、選択肢が非常に限られる傾向があります。また共学で寮がある学校は人気がある場合も多く、早めに手続きをしないといけない場合もあります。
・内気で自分から積極的に話しかけるなどが苦手な場合には、寮よりもホームステイの方が細やかに気を配ってもらえるなどのメリットを感じることがあるかもしれませんね。
ホームステイ費用と寮費、どちらが安い?
ニュージーランドの公立女子校、Nelson College for Girlsの場合で比べてみましょう。
この学校は、ホームステイか寮が選べます。両方選べる学校は非常に珍しいです。
寮の場合
4学期分(1年間)の寮費(食事含む)11,500ドル
ホリデー中のホームステイ費用(3学期分)1,820ドル
ホリデー中のホームステイ手配費用 300ドル
合計13,620ドル
ホームステイの場合
4学期分(1年間)のホームステイ費用(食事含む、ホリデー中の滞在含む)11,960ドル
ホームステイ手配費用 300ドル
合計 12,260ドル
結論:1,360ドル、ホームステイに滞在する方が安いです。
ただ、これは年間の費用になるので、月々は約1万円ほどの違い。なら、自分に合った滞在先を選びたいですね。
こちらに2017年度の留学費用が出ています。
みんなはどうしているの?
もちろん好みの滞在方法はみなさんそれぞれ。このように、寮とホームステイ両方を選ぶことができる場合、卒業留学で2年以上留学される学生さんは、初年度はホームステイ、2年目は寮を選ばれる方もいらっしゃいます。
また、人によっては「寮がいい」または「ホームステイがいい」とはじめから希望されている方も多いです。ただ、みなさん、先入観だけで決めていませんか?実際のメリットデメリットをしっかり把握して、自分に合った滞在先を見つけることが大切です。
自分はどちらが向いているかなど、ご相談希望の方は是非無料カウンセリングへお越しください。
留学フェアでも相談できます
留学フェアでもNelson College for Girlsの先生からも直接話しを聞いていただけますよ。その他、フェア参加校ごとの滞在先はこちら。
学校のブースには通訳として、高校留学の経験者も座っています。ぜひぜひ経験者からの声も参考にしてください。