スイス・ホテル留学
スイスは、古くからヨーロッパ諸国の貴族や上流階級が休暇に訪れるリゾート地として人気が高く、スイスが現在のホスピタリティ産業を確立したのは、100年以上前まで遡ります。そのためスイスでは、ホテル経営学やホスピタリティ学の教育にも長い歴史と伝統があり、世界的に高い評価を受けています。世界で活躍するホスピタリティのスペシャリストを目指し、各国からの学生がここスイスで学んでいます。
Cesar Ritz Collegeについて
Cesar Ritz Collegeは、現在のホスピタリティの基準を築いたと言われる「Ritz Parisホテル」の創始者であり、「世界のホテル王」と呼ばれるセザール・リッツの哲学に基づいた、最高級のホテル教育を学べるホテルマネジメントスクールです。 ヨーロッパの中心に位置し多くの国と国境を接するスイスは、マルチリンガルで、海外からの観光客を多くもてなしてきた観光立国。Cesar Ritz Collegeは、スイスの中でも、フランス語圏とドイツ語圏に3つのキャンパスを有し、学部生は言語や特徴の異なる2つの都市で留学経験を積むことができます。 Cesar Ritz Collegeは、スイスが世界に誇る伝統的なホテル教育と、英米の名門大学との提携によるトップレベルの経営学の両方を学ぶことができます。
ホテル業界でのインターンシップ
日々成長、進化しているホスピタリティ業界。キャンパスでの学びだけでなく、その知識やスキルを実践レベルへ高めるのがインターンシップです。Cesar Ritz Colleでは、各コースの後半にインターンシップが組み込まれています。研修先はスイスに限らず、ヨーロッパをはじめ世界の主要ホテルにチャレンジできます。海外での就労経験は、ホスピタリティ業界でのキャリアに大きなプラスとなるでしょう。
セザール・リッツ
セザール・リッツは、1850年にスイスの片田舎の貧しい農家に生まれました。15歳で近くのホテルに働き始め、その後、多くのホテルでホテリエとしての経験を積んでいきます。27歳の時には、モンテカルロのホテルの支配人に就任。1年でホテルの収益を2倍にするなど、その敏腕を振るいました。30歳ではスイスのグランド・ナショナル・ホテルの総支配人になり、経営全般を任されました。セザールはテレビもラジオもなかった時代に、様々な趣向を凝らしたサービスやイベントを企画し、ホテルを大盛況に導きました。 「ホテルはお客様に満足を売る」「お客様第一主義」という哲学を基に、セザールは高級ホテルのホスピタリティサービスを確立しました。1898年には、現在のホテルやレストランの基準を作ったと言われる「Hotel Ritz」をパリに設立。趣向を凝らした内装やデザイン、最高級のおもてなしは、世界各国の著名人や貴族、富裕層を魅了しました。その後、英国ロンドンの「リッツ・ロンドン」でも大成功を収め、ヨーロッパを中心に高級ホテルチェーンを展開し、高級ホテルの創始者として、その名を世界に残しました。