異文化の中での寮生活はとても刺激的です!

参加コース:ニュージーランド高校留学プログラム
留学期間:2009年10月〜2011年12月
留学先:オタゴボーイズ高校(ニュージーランド・ダニーデン)

1992年埼玉県出身。2009年10月より、ニュージーランド・ダニーデンのオタゴボーイズ高校(男子校)にて高校留学。2011年12月同校卒業。2012年4月より明治大学政治経済学部進学。

勉強する科目は約30科目の中から選択できます

寮のルームメイトと。

寮の部屋で。

友達の家の牧場で、羊と一緒に。

オタゴボーイズ高校

学校の友達と

Q:高校留学したきっかけを教えて下さい。

A:昔、2年半ぐらいアメリカのカリフォルニアに父親の仕事の関係で住んでいたことがありました。そのときの自由で開放的な楽しさをもう1回味わいたいとずっと思っていたことと、新しい環境で挑戦したいという気持ちも強くあり、留学を決意しました。

Q:大迫くんが通っている学校はどのような学校ですか?

A:オタゴボーイズはニュージーランド最古の男子校で今のオールブラックス(ラグビーのNZ代表チームの通称)のキャプテンの卒業校です。ラグビーのほかにもスポーツが盛んで有名な学校です。また学校内にお城があって観光客も度々訪れます。

Q:ダニーデンはどんな街ですか?

A:ダニーデンはちょうどいい大きさの街で緑も多く過ごしやすい街です。日本人も比較的少なく英語を勉強するには最適な環境だと思います。しかし冬になるとかなり気温がさがるのでそれはきついです。

Q:好きな科目はありますか?

A:好きな科目はうーん…経済ですかね。専門的なことなので日々新しいことを習っていて新鮮です。これがきっかけで大学でも経済を勉強したいと考えるようになりました。もうひとつは物理です。実は日本では嫌いだったのですが、NZに来て好きな先生に出会ってから好きになりました。そのおかげで去年、優秀賞をもらうことができました。

Q:日本とNZ学校はどのような点が違うと感じますか?

A:授業に対する姿勢が違う気がします。勉強する教科も、日本とは違って30科目ぐらいの中から選択できるので、みんな自分の興味のあることを選択できて授業も集中しています。授業中に寝ている人をあまり見たことないですね。それからみんな積極的に発言しています。
休み時間には青空のもと、芝生などの上でそれぞれの生徒がラグビーをしたり、ランチを食べたりしています。学校には開放的な雰囲気があふれており、とても過ごしやすいです。

Q:昨年末まで寮生活でしたが、ホームステイと比べてどうですか?

A:寮では150人以上の同世代の現地の学生と暮らしていたので非常に刺激的でした。最初は20人の大部屋で正直かなり厳しかったですけど、友達ができてからは楽しかったです。日本人も自分一人だったので英語の勉強にはもってこいの環境でした。ただプライバシーが少なくてきつかったです。その点、現在のホームステイでは一人部屋で楽に生活できます。ただ1年半の寮での異文化のなかでの集団生活という貴重な経験は自分にとって忘れられないものですね。

Q:留学をして自分が成長したと思うことはありますか?それは何ですか?

A:自己主張がいい意味で強くなりました。これもやっぱり寮での集団生活のなかで自分の意見をしっかり持ち、自分から行動することの大切さを痛感したからだと思います。また、日本から遠く離れた地で過ごすので日本では当たり前のことがそうではなくなり、親とも離れて生活するので自立心が生まれたと思います。

Q:自分なりに英語力アップに努めていることはなにかありますか?

A:現地の友達と話すのはもちろんのこと基本的な文法は完璧に近くなるまでやりました。あとは学校や寮で習った単語をすぐ使えるので覚えやすいですね。文法の勉強法については、日本の学校で使っていた参考書を何回も読み返し、またTOEIC対策の勉強をすることで完璧に近づけました。リスニングはやはりNZ人が話している英語を聞くことが一番だと思います。なので寮で一日中NZ人の英語と触れあえたのは大きかったと思います。

Q:高校留学を目指す学生にメッセージをお願いします。

A:なにをするにも自分の気持ちを大切にして目標を達成していくことが大事だとおもいます。一緒にがんばりましょう!