ピアノコンクールやダンスなど、学内外のイベントに参加

参加コース:ニュージーランド高校留学プログラム
留学期間:2013年1月〜
留学先:ネルソン・ガールズ高校

日本の高校から、ニュージーランド・南島のネルソンにある、Nelson College for Girlsに留学中。現在Year12(高校2年生)。

明るいホストとの生活でシャイな性格に変化が

Q:留学のきっかけはなんですか。

A:昔から家族でよく外国に旅行に行っていたこともあり、外国の文化に興味がありました。また、ニュージーランドに短期で語学留学を11日したときに、日本も楽しいけどもっとここで文化や外国の人々が持っている感覚を学びたいと感じました。また、将来は外国の人とコミュニケーションを取る国際的な仕事に就きたいと思っていたので、そのためにも留学を決めました。

Q:留学をはじめて、英語の手応えはどうですか?

A:私が初めて来たときはほとんど英語が話せませんでした。聞けても、特に話すことについては全くでした。ですが6か月たった今は、だいぶわかるようになり、周りの何人かの先生に英語が上達したとおっしゃっていただきましたが、自分ではまだまだだと思います。ホストとの会話で最初は3回聞いてようやく理解していましたが、今は1回で理解することができます。会話のわからない単語は聞いて教えてもらって理解しています。

Q:ホームステイについて教えて下さい。

A:家族構成は私、子供2人(13歳の男の子、9歳の女の子)、ホストマザーで、 子供たちとなれるのに最初の3か月は苦労しました。話すときも緊張して挨拶だけでも緊張していました。今ではとても仲がよく、3人で笑って毎日過ごしています。ホストマザーとは特に子供が寝た後、長い時は2時間ほど話します。みんなで海やプールに泳ぎに行ったり、ウォーキングに行ったり買い物に行ったりします。また、ホストマザーはインドネシア出身でニュージーランドとインドネシアの文化両方教えてくれます。インドネシア料理も教わりました。逆に私も日本の文化をホストに教えました。私が初めて来たときは、誰もお箸を使えませんでしたが、今では私の様に使うことができます。日本語も教えました。

Q:いま取り組んでいる活動はありますか?

A:Nelsonに来てからピアノに夢中です。もともとピアノは趣味としてやっていたのですが、日本にいるときは大量の宿題との両立にやる気が出ず、宿題の前に学校から帰って10分ほど練習する程度でした。こちらに来てからは、毎日1〜2時間は練習しています。学校でもピアノのレッスンを習っています。家の近くにあるミュージックスクールでのコンサートで演奏したり、学校主催のコンクールに出たりしています。ピアノコンクールは、私にとって初めての経験です。ホストもコンサート観に来てくれました。音楽の授業では、みんながそれぞれ楽器をパフォーマンスすることになっていて、私はショパンの「華麗なる大円舞曲」を演奏しました。

Q:学校での様子や印象に残っていることについて教えて下さい。

A:思い出に残っていることは、学校の行事でculture dance dayに日本人の子たちと一緒にソーラン節を披露し、現地の人たちがとてもほめてくれました。そして、オーディションをして選ばれないと出られないショーに、先生が別ゲストとして呼んでくれました。ホストも観に来てくれて、とてもいい経験ができたなと思います。他にはカヤックをしたり、キャンプにホストと一度行ったり、ホストと折り紙を100個作ったり、誕生日パーティーへ行ったり…思い出はたくさんあります。

Q:留学して、なにか変わったな、と感じることはありますか?

A:自分の性格について少し変化があったように思います。最初ニュージーランドに来たときは、私はとてもシャイでホストからも Don't be shyと言われていました。ですが今はホストのペースに一緒に乗って楽しんでいます。ホストマザーにもシャイじゃなくなったねと言われました。そして学校で自分から現地の子に話しかけられるようになりました。また、日本人はNOが言えないといわれているように、私も最初来たときはNOがあまり言えませんでした。ですがニュージーランドの人やホスト達と過ごし、今ではYES・NOはっきり言うようになりました。

Q:これからチャレンジしてみたいことはなんですか?

A:留学前に目標を立てていましたが、はじめは英語や留学生活に慣れるのに精一杯でした。本当に最近になってキウイ(ニュージーランド人)の友達ができ始め、留学生活自体にも慣れてきたので、これからボランティア活動などに取り組んでみたいと思っています。ピアノもがんばっていきたいです。