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003 (2000/11/14) | ||||||
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●金萱高山茶(きんけんこうざんちゃ) | ||||||
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□味&香り: このお茶の香りはお茶とは到底思えない香りにかなりびっくりされるだろう。よくミルクのような香りと表現されるが、私はミルクというよりもバターを溶かした時のまったりした甘さの中に塩分が少しきいている味がそのまま香りになっている印象がする。味は香りから想像するよりもさっぱりとして後味にほんのり甘い香りが戻ってくる。香りで濃いイメージを抱いた為か、喉に牛乳を飲んだ時のような膜がはったような感じになる。もちろん、お茶うけなんて必要ないくらい、香りで満腹になる。高山でとれるお茶だけに遊牧民がヤギの乳しぼりをしている傍らで色とりどりの民族衣装をきた人達が楽しく踊っている光景が目に浮かぶ。洗練されたおしゃれ なイメージとは言い難く、ちょっとバタくさい個性的な香りのこのお茶は好き嫌いがはっきりしているだろう。是非、この驚きのお茶で多くの人達を中国茶にハマってしまう突破口にして頂きたい。 □一口メモ: 高山茶は標高1000メートル以上の山で育ったお茶をいう。このお茶は阿里山の標高1500メートル以上の所で烏龍種から改良された金萱種という品種の茶葉から造られる。台湾の烏龍茶に多く見られるコロコロとした茶葉の形状は、このお茶もしかり、味と香りを茶葉の中にしっかり包みこませる為の地道な研究の成果と言えるだろう。 |
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