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002 (2000/10/23) | ||||||
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●安渓鉄観音(あんけいてっかんのん) | ||||||
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□味&香り: 茶葉はよじれてしっかり引き締り、黒っぽく、油を塗ったように光沢があるものが良品とされている。その味は広がりのある甘味を「音韻」(おんいん)と表現されている。飲み口の渋さに対し後味のまったりとした甘味から、目を閉じると甘い花香がするお花畑でうたたねをしている気持ちになりました。音韻とともにゆったり時間を過ごし、リラクゼーション効果を感じとって頂きたいお茶です。鉄観音は脂肪を分解する酵素を一番多く含んでいると言われる為、その香り、味に加え美容にも良い為女性にとても人気がある。 □一口メモ: 清朝、乾隆帝の時代に安渓の魏飲という信心深い人が毎朝、奉山寺の観音様にお茶をお供えしていた。ある日、寺の裏山に光り輝く茶樹を発見し、それを栽培し、何年かのちには非常に香りの高いすばらしいお茶に成長した為観音様のお恵みのお茶であるとしてこの名前がつけられたという説がある。もう1つは一本の茶樹を見つけた農夫がその茶葉を製茶したところ、出来がとてもよく素晴らしい香りをもつお茶になった。瞬く間に貴族たちの間で評判になり、その噂は乾隆帝の耳にも届き、献上される事になった。乾隆帝もその味にたいそう感動しずっしりとしていて神々しい味のそのお茶に鉄観音の名前を授けられたという説である。真実はわからない。どちらでもないかもしれないが私としてはロマンを感じる前者を信じたい。 |
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