IBPのキャリアサポート

業界・会社の魅力

素材には、社会を変える力がある。

東レは〝わたしたちは新しい価値の創造を通じて社会に貢献します〞という企業理念を掲げ、世の中に無いものを作り出していこうとする会社です。
東レは今でこそ繊維事業をはじめ幅広い事業をグローバルに展開して利益を上げていますが、現在に至る道のりは決して平坦ではありませんでした。
祖業である繊維事業はかつては花形産業と言われていましたが、1970年代以降は「構造不況業種」と見なされて、国内外の企業が相次いで繊維事業の縮小・撤退を決めていきました。そんな状況下でも、東レは「世界的に見れば繊維は成長産業だ」という信念の下、グローバルなサプライチェーンを活かして画期的な新商品の開発を続けてきました。それが現在のアパレルメーカーとの異業種コラボレーションにも繋がっています。
目先の利益だけにとらわれず、数十年先を見据えて事業に取り組むという姿勢は「東レらしさ」であると言えます。革新的な素材として注目されている炭素繊維や水処理膜の事業も、繊維事業と同様にかつては利益の出ない事業でした。
しかし赤字だからと言ってそこで撤退せずに、粘り強く研究開発を重ね、お客様とともに製品開発を続けてきたからこそ今のような成長事業に育てることができたのです。

素材で社会を変える。そして世界を変える。そんな仕事に挑戦したい方をお待ちしています。

グローバル人材（IBP生）に期待すること

新しい価値を生み出すのはあなたです。

東レ社員は事務系、技術系ともに、日々、「こんな素材があれば面白いかも」「これからはこんな事業が求められるんじゃないか」と、〝新しい価値〞を生み出すためのテーマを追い求めています。〝新しい価値〞を生み出すためには、好奇心を持って様々なことを吸収し、実行に移して行く行動力が大切ですが、それだけではなく、自分なりの考えや信念・志を持つことが非常に重要だと考えています。世の中にあるものならそこから買ってくればいいですが、当社は世の中に無いものを創造する会社です。だからこそ、自分なりの信念や志を、素材や事業に反映させていくことができます。世界にインパクトを与える新しい〝何か〞を生み出したい、社会を変革する大きなイノベーションを実現したい、そんな考えを持っている方とお会いできるのを楽しみにしております。

留学中にやっておくといいこと

多様な価値観に触れて、多くの経験を積む。

これから留学に旅立つ皆さんには、ぜひ留学中に多様な価値観に触れて様々な経験を積んでほしいと思います。社会人になってからでも留学することは可能ですし、いろいろな経験を積むこともできます。しかし、社会に出る前の学生の感覚・感受性だからこそ得られる糧が必ずあるはずです。留学することを目的とせずに、留学して何をするか、何を学ぶかということに主眼を置いて、さまざまなことにチャレンジすることをお薦めします。

当社で働くIBPの先輩の「なぜこの会社に入社を決めたのか？」

ベルビューカレッジコース修了
2015年入社：山本凌平さん

入社を決めた理由は、自分の内的要因と自分の外的要因の2つに分けられます。

1. 自分の内的要因は、さらに以下3つの要素に分けられます。
   1. 影響力の大きな仕事をしたい
   2. 日本のプレゼンスを高めたい
   3. 技術をもって社会を前進させたい
   以上3つの自分の思いを集約し、川上の日系素材メーカー業界を志望しました。
   同時に、内定を頂戴した後に内定を断って人事の方にご迷惑をおかけするのは嫌だったので、最初に内定を頂いたところに入社しようと思っていたところ、第一志望の東レから最初に内定を頂きましたので二つ返事で受託した次第です。
2. 自分の外的要因は人との出会いによって形成されました。
   就職活動を通して様々な企業の社員と出会いますが、一緒に働く姿を最も鮮明にイメージ出来たのは東レでした。社員訪問を1対1で設けてくれたり、面接前の控室で先輩社員とお話する機会を与えてくれたりする東レの方針に助けられ、多くの社員の方々とお話をすることが出来ました。また、面接を重ねるたびにより上役の社員とお話をする機会を与えられますが、全ての面接を楽しむことができたのは東レだけでした。人で判断するのは、理論的に考え抜いた後に許される情緒的行為ですが、理論で明言できない感情論も重要です。有限な時間の中で十二分に考え抜いたという自信があったので、最後は人で決めました。