海外の高校を卒業したい
現地の学生と共に学び、遊び、そして現地の生活を送る数年間。10代の多感な時期にとって、大変貴重な時間であることは間違いありません。
卒業留学とは
卒業留学とは、海外の現地の高校に入学し、卒業を目指す留学です。
9割以上がしっかり卒業できる
ICCの卒業留学生は、95%がしっかりと卒業資格を取れています。
現地の高校でわからないながらも語学にはげみ、思考し、勉学を進めてゆくことで卒業資格を得ることが可能です。
通常現地の高校には、留学生サポートのスタッフもいるので安心です。
ICCがご案内できる卒業留学先
卒業のためのスケジュール
海外の高校を卒業する『卒業留学』では、留学先で高卒資格を取得します。
そのため、現地高校のカリキュラムに基づき、卒業資格に必要な単位数を獲得する必要があります。
単位取得が十分ではない場合、留年することもあります。
個人差はありますが、卒業までは早くて2年、場合によっては3〜4年かかる事もあります。
成績は試験結果が中心となりますが、そのベースになるのは普段の学習態度(提出物など)です。
スケジュール例① 中学卒業後に出発
国、地域によってルールが異なります。
以下は、2023年3月に中学校を卒業する想定においての、各地域別のスケジュール例です。
日本の大学に進学する場合、2026年4月入学のタイミングとなります。
日本の大学に進学する場合、2026年4月入学のタイミングとなります。
学生によっては、英語準備コースの期間が延長されることがあります。
また、英語準備コースは高校1年生の期間としてカウントされない場合もあります。
大学によって、大学受験資格の判断は異なりますので、注意が必要です。
日本の大学に進学する場合、2027年4月入学、もしくは2026年秋入学のタイミングとなります。
ATPが受講できるのは、ビクトリア教育学区のみです。
ビクトリア教育学区以外の場合は、原則として2023年9月に渡航となります。
サマープログラムを開講している学校は、8月頃から渡航可能な場合もあります。
※ATP(Academic Transition Program)とは、ビクトリア教育学区が開講している、留学生を対象にした特別プログラムです。
スケジュール例② 高校2年生からの留学
すでに日本で高校1年生を始めてからも、留学をすることができます。
こちらも国、地域によってルールが異なりますので、あらかじめ理解した上で渡航しましょう。
以下は、2023年3月に日本で高校1年生を修了する想定においての、各地域別のスケジュール例です。
2023年4月より現地で高校2年生として入学することになります。
ただし、卒業後に日本の大学を“帰国生枠”で受験する場合は、多くの大学で2年以上の海外高校在籍の実績が必要となります。
帰国生枠受験を目指す場合は、1月からの留学を推奨します。
2023年9月より現地で高校2年生として入学することになります。
現地のSemester2開始タイミングに合わせての2023年2月渡航というのは、出来ません。
日本の高校1年生の単位をカナダに単位変換する必要があるため、高校1年生は3月まで修了する必要があるためです。
また、現地の高校2年生が始まるまでの間は、日本の高校に通い続けることもできますし、渡航してATP受講をすることもできます。
なお、オーストラリアの高校2年生からの入学は推奨していません。
高校2年生として入学する場合、より高い英語力が求められます。
原則として、現地では学年を一つ落として高校1年生としての入学を推奨します。
卒業留学のメリットとデメリットを比較しよう
メリット
- 英語力が飛躍的に伸びる
- 思考力、コミュニケーション力を高める
- 得意を活かし、将来のキャリアデザインまで考えられる
複数年の留学が必要となる卒業留学の場合、英語力が飛躍的に身につくのは魅力の一つです。
毎日の生活、学校での授業、友だちとの会話など、ネイティブの英語に囲まれた生活は、机に向かってする勉強を遙かに超えた、語学力習得になります。
現地のカリキュラムでは、発言やリサーチなども求められるため、論理力、コミュニケーション力も身につきます。
暗記型、偏差値重視型の日本の教育とは違い、いかに自力で思考し課題に向き合えるかが問われます。
海外の高校では高校2・3年生で多くの選択科目履修が出来るため、将来の進路を考える上で選択肢も広がります。
また、より自分の学びたい分野を見据えた進路選びができます。
何よりも魅力なのは、日本にはない選択科目が様々あること。
自分の得意分野を伸ばす教育の元で高校生活が送れるのは、ご本人にとっても大きなメリットとなると言えるでしょう。
デメリット
選択する国やカリキュラムによっては日本の高校卒業よりも1年程度高校卒業時期がずれてしまうことがあります。
また1年間だけ留学する場合と比べても費用は約2倍から3倍必要となります。
このようにメリット、デメリットを理解してから留学を判断しましょう。
まだ留学への決断ができていなくても、ICCでは留学野全般情報を、しっかりとお伝えします。
お気軽にお問い合わせください。
卒業後の進路まで考えて。帰国生入試で日本の大学も受験可能
海外の高校を卒業すると、日本の大学に進学出来ないなど不安に思われる方もいらっしゃいます。
しかし、国際化を進める日本の大学では帰国生入試なども広く取り入れられています。
その後の進学についても、事前に情報収集し考えていきましょう。
日本の大学進学:約70%
海外大学進学:約30%
日本の大学進学先例(一部)
一橋大学、早稲田大学、立命館大学、国際基督教大学(ICU)等
海外進学先例(一部)
シドニー大学、メルボルン大学、カリフォルニア州立大学など
留学生ならではの受験対策を
帰国子女入試の場合、論文や、英語の試験など通常の大学受験とは違うアプローチが必要となります。
ICCでは、留学された皆さんへ学習のプロによる進路サポートをご提供しています。
留学のその後もイメージしてゆきましょう。