グリフィス大学留学
Griffith University
Griffith University
グリフィス大学コース 52期生
同志社大学法学部法律学科4年(プログラム参加時)。IBP 留学前にオーストラリア、サンフランシスコ、ケンブリッジ、韓国に短期留学の経験あり。グリフィス大学の国際マーケティング部署で、英語・日本語・韓国語を駆使したインターンシップに挑戦。
1学期目は平日必ず朝から授業があったので、比較的リズムの整った生活が送られました。アカデミック英語クラスは毎日のようにテストがあったので、優先順位を付け、効率良く集中して勉強するよう心掛けました。ディベート大会で準備と構成に最も貢献していたメンバーとして表彰され、達成感を得たのが一番の思い出です。ビジネストレーニングクラスでは、人生で初めて一人で英語のプレゼンテーションを成功させ、英会話力の大きな自信に繋がりました。学内の寮に住んでいたこともあり、24時間利用可能な大学のパソコンルームや、午前0時まで開いている図書館は、課題や試験前には本当に助かりました。
学部授業では、マーケティング、ツーリズム、国際関係の3つのコースを選択しました。マーケティングのコースでは、ネイティブの学生と行うグループ課題にたくさん準備をして臨んだところ、気付いた頃にはグループをまとめるリーダーとなっていました。英会話力はもちろん大切ですが、それ以前に基本的な協力姿勢が海外においても重要であることを学びました。国 際関係のコースは最もハードだったので、自らスタディ・グループを結成。1人で学ぶよりも多くの情報や視点が得られて、英会話力向上にも繋がったと実感しています。
2学期から、グリフィス大学の国際マーケティング部署でインターンシップを始めました。私にとっては、母国語、英語、そして第三言語として勉強していた韓国語を仕事として活用できる絶好の機会でした。インターンシップが終わった後は、大学のジムやヨガクラスに行ったり、学内イベントに参加したりしていました。そういった場所でさまざまな国から来た留学生たちと知り合ったことで、ネットワークが大きく広がり、留学生活がより一層豊かになったと思います。インターンと学部授業がどちらも平日だったので、休日をうまく利用しながら課題や試験対策を行っていました。
3学期もグリフィス大学の国際マーケティング部署でのインターンを継続しました。日本や韓国の留学生に向けたプロモーションやマーケティング活動が主な業務で、できるだけいろいろなお仕事に挑戦させていただけるように、一つ一つの仕事に対して早く確実にレスポンスすることなどを意識しました。またオーストラリアの職場ではまず結論が第一優先で求められるので、そういった違いにも順応できるよう心掛けました。和気あいあいとした温かい職場で、社員の皆さんと交流できる時間も頻繁にあったので、オーストラリアらしいオフィス生活が体験できたと思います。
※グリフィス大学コースでは、3学期目のインターンシッププログラムの前に、IBP生のインターンシップを採用しています。応募者の中から選考に通った学生が、大学でインターンシップをすることが可能となっています。
通学・通勤中
3学期目以外は大学内にある寮に住んでいたため、通学は徒歩約5分でした。インターンシップ中は朝が早かったため、バスで音楽を聞いて気持ちを高めたり、寝たりしていました。
学内の寮で、3人のルームメイトと一緒に過ごしていました。オーストラリア人、日本人、インド人、東南アジア諸島からの留学生など、学期ごとにメンバーが少しずつ入れ替わる制度で、常に新しい仲間を迎え入れて楽しい生活を送っていました。一緒に映画鑑賞やパーティーをしたり、誕生日のお祝いをしたり、ドライブや小旅行をしたりして、とても仲が良かったです。毎日あったことを皆で報告し合い、夜中の3時まで一緒に課題に取り組んだこともあります。私が体調を崩してしまった時には、ルームメイトたちが薬や果物、水分などを補給して支えてくれました。嬉しいことから辛いことまでさまざまな感情を共有し合い、本当に第二のホームと言えるような温かい共同生活でした。
留学中は行動範囲を広げ、学外にも多くの友人を作ることに力を入れていました。マラソン大会や映画祭などのイベント・ボランティアは、英会話力向上だけでなく、地元の人々とも交流できるとても良い機会でした。1学期と2学期の間の長い夏休みには、オーストラリアに来る前から憧れていたメルボルンへ、留学生の友人と一週間旅行をしました。友人との会話からガイドやツアーメンバーとの会話まで全て英語で、そのような旅は人生で初めてだったため、非常に心に残っています。中学3年生の時にホームステイした昔のホストファミリーにも、約7年ぶりに会いに行くことができました。ずっと連絡を取り続けていて、「英語を上達させて大学生になったら必ず会いに行く」と決めていたので、長年の目標が実現できて本当に嬉しかったです。
最大の弱点だったスピーキングに関しては、特に問題なく会話ができるようになったことに自分でも本当に驚いています。渡豪当初は、授業で言いたいことが上手く伝えられなかったり、周りのクラスメイトの優秀さや英語の流暢さに落ち込んだり、友達同士で話していて一人だけ理解できなかったりと、恥ずかしい思いをたくさんしました。でも、そのような挫折や焦り、悔しさを早い段階で感じたからこそ、こうして自分なりに満足する会話力を身につけることができたと思っています。早い段階で留学生やネイティブの友人をたくさん作り、ボランティア活動なども参加して、英語しか使わない環境を積極的に作ったことが良かったと感じています。
Comments from IBP
実践的な英語力を伸ばすためには、コミュニケーションが欠かせません。留学はそんなコミュニケーションの機会を最大限に得られるチャンス。最初はもどかしい思いもするかもしれませんが、早い段階で気持ちを切り替えて行動範囲を広げれば、英語力も自分の可能性も必ず大きく伸びるでしょう。