ウエストミンスター大学留学
University of Westminster
University of Westminster
※ウエストミンスター大学コースは2016年秋出発より、ビザ関連の規定により大学生のみ対象となります。
1838年に創立。175年の歴史を持つ伝統校でありながら、常に斬新なカリキュラムを提供する革新の息吹に満ちた大学。特に、メディア研究、語学、ビジネスなどで高い評価を受けています。英国及び欧州ならではの視点から専門分野を学べることも特長です。
学内の至る所にWi-Fiがはりめぐらされ、24時間オープンの図書館は常に学生たちで賑わっています。ハローキャンパスのメディア教育はヨーロッパ随一とも言われ、充実したメディアスタジオを完備しています。
アカデミックと実務が融合したロンドン都心部に位置するウェストミンスター大学で学ぶプログラム。 学部授業では論文の提出も求められますが、書き方の個別指導などサポートも万全です。 授業の他にICCが提供するビジネスセミナー「meet the professional」や、企業の経営者によるセミナー「Global Leader's Talk」では各界のプロフェッショナルの話は聞くことができ、キャリアへのヒントが満載です。
英語トレーニング
ビジネストレーニング
学部授業
インターンシップ準備
インターンシップ
大学ウェブサイト:http://www.westminster.ac.uk/
学生留学
私が通っていたのは、Regent Campusというウエストミンスター大学のメインキャンパスです。このキャンパスの特徴としては、設立当時の趣きがあり、モダンなデザインのカフェテリアや学生が談話できるスペースやジム設備があることが挙げられます。勉強の空き時間にもしっかり自分のために時間を費やすことができる印象を受けました。
特に印象に残っているのは、「Art & Society」という授業です。これは、留学生のクラスメイトとグループに分かれて毎回ロンドン市内の美術館や有名な建築物を訪れてディスカッションをするという授業でした。特に、私のグループは熱心な講師がついてくれ、時には私の気になった作品が持つ背景や、アーティストの意図についてとことん掘り下げ、一対一でディスカッションをしてくれました。日本ではあまり馴染みのない、「芸術を教養の一つとして考える」ヨーロッパだからこその授業でした。ウエストミンスター大学に行かれる方には是非、受講してほしいおすすめの授業です。
学生留学
大学には4つのキャンパスがあることなど大きさや規模に驚きました。最初に行ったRegent Campusの入り口やホール、正面の階段を見た時は、ここが大学とは信じられないほどで、素敵な空間だなと思いました。 図書館の資料の多さはもちろんですが、自習スペースが多く、24時間開館していたので、調べ物や勉強をするにはとても良い環境でした。
特に興味深かった授業は、「Introduction to Urban Policy and Planning Law」です。授業のなかで、主にロンドンの都市環境の保全と開発について学びました。イギリスといえば美しい歴史的な建造物ですが、そうしたものとは対照的な近代的な高層ビルも存在します。古いものと新しいものがうまく共存しており、都市における保全と開発がバランスよく行われているように感じます。そうした国家において、ある種特殊といえる環境のルールにはどんなものがあるのか、実例から学んでいきました。講義やセミナーの予習と復習が欠かせず、課題の準備も大変でしたがその分内容の理解につながっていったように思います。
学生留学
せっかく留学に行くのであれば、多国籍の人々が集まる土地で多くの人と出会いたいと感じていました。 ロンドンはそういった意味で理想的な環境でした。
学部授業ではMedia and SocietyとIntroduction to Journalismを履修していました。 ウェストミンスター大学ではメディア学を専門的に学べるということもあり、イギリスメディアの特徴を知るとても良い機会になりました。 授業では毎週メディアに関するトピックのプレゼンテーションを行った後に、20名ほどのグループでディスカッションをしました。 また、課題は各授業毎週50ページほどのボリュームが課され、大変なこともありましたが、授業内容に直結していたのでとても参考になりました。
学生留学
私はメディアに興味があり、メディア学部が提供している授業を選択しました。そのうちの一つが、Research and Critical Practiceの授業です。
世の中にあふれている情報から、信頼のできる、また自分が必要としている情報を取得できるようになるための、リサーチスキル訓練のような授業で、ジャーナリズム関係を目指す私にとってこの概論的な授業はすごく役に立ちました。 具体的に何をするかというと、授業初日に一枚の写真、写真を撮ったカメラマンの名前、そしてその写真のタイトルのみが与えられます。そして、「じゃあこの写真について調べられることをできるたけたくさん調べてきてください」と教授に言われて課題が始まります。「どこで撮られたのか」「どのような構図になっているのか」「何を目的として撮られたのか」「モデルのバックグラウンドは」など調べられることをどんどん調べます。授業の前半はリサーチの仕方に関する講義で、後半は生徒同士でお互いの進捗状況を報告し合うディスカッションがメインになります。「あなたの意見はなに?」などと意見を求められ、自分の意見をしっかり持ってそれを発信できるように鍛えられていくのを感じました。
評価方法は調べたことをエッセイ形式にしてまとめた自身のブログと、生徒からの評価でした。日本の大学でも英語で卒業論文を書くので、この経験がすごく役に立つと思います。