ウエストミンスター大学留学

University of Westminster

ウエストミンスター大学コース


IBP生の1日
外山聖さん写真1
外山聖さん

ウエストミンスター大学コース 51期生

学習院大学 経済学部3年(プログラム参加時)。テンプグループと大学から奨学金を受けて留学。イギリスのプロサッカーリーグ、プレミアリーグが大好きだったので、本場のサッカーが日常にある環境に憧れてロンドンへの留学を決める。ウエストミンスター大学ではスポーツ・ビジネスを専攻し、また週末は地元の日本人サッカーチームで主力選手として活躍するなど、充実したロンドンライフを送る。


1学期の平均的な一日

08:00
起床 インターネットで日経新聞に目を通す
10:00 ー 13:00
授業
13:00 ー 14:00
ランチ
14:00 ー 17:00
授業
18:00
帰宅
19:00 ー 21:00
サッカーまたはフットサルの練習
21:00 ー
練習の後はパブに。練習のない日は帰宅
00:00
単語の勉強を少ししてから、就寝

渡英当初は、英語がよく聞き取れず苦労しました。特にイギリス英語は、僕にとってこもった言語のようで、何を言っているのかわかりませんでした。ですので、ネイティブの人と話すのがちょっと辛かったです。実は日本でほとんど準備をせずに留学してしまい、大学の授業についていくのも必死でした。でも1学期のアカデミックイングリッシュの授業で学んだエッセイの書き方などは、その後大学の授業でとてもためになったと思います。またロンドンの社会人リーグに所属するサッカーチームに在籍し、週に304日は練習に参加していました。


2学期の平均的な一日

07:00
起床 インターネットで日経新聞に目を通す
09:00 ー 12:00
授業
12:00 ー 14:00
ランチ
14:30 ー 16:00
授業
16:00 ー 17:00
昼寝
17:00 ー 18:00
授業の予習、復習
18:00 ー 19:30
授業
20:00 ー 22:00
サッカーの練習
23:00
帰宅
00:00
単語の勉強を少ししてから、就寝

大学での授業は、イギリスのプレミアリーグの運営について実践的に考察する「スポーツ・ビジネス」を選択しました。リーグ運営側の視点に立ち、プレミアリーグのテレビ放映権についてのグループ・プレゼンテーションはとても興味深いものでした。グループといっても、イギリス人とアメリカ人と僕の3人、ふたりとも英語のネイティブだったので、ついていくのに必死でした。でも嬉しいことに、彼らが自分のレベルに合わせて話してくれ、そのおかげで自分の英語力もかなりアップしたと思います。その他マーケティングの授業なども選択し、ヨーロッパのサッカーチームが、フェイスブックやTwitterなどをどのように使ってデジタル・マーケティングを展開しているかなどをリサーチしました。グループ・プレゼンに加えて、エッセイなどもあり、大学在籍中は課題が山積みでした。


外山聖さん写真2 外山聖さん写真3 外山聖さん写真4

ロンドン生活で最も苦労したのは、自炊

大学の寮では共同キッチンがあり、基本的にそこで自炊して食事をしていました。でも日本では自宅から大学に通っていたので、自炊は初めて。寮生活を始めた当初は料理がほとんどできず、韓国製の安いカップラーメンを買ってきて食べたり、ご飯にふりかけをかけて食べたり…(苦笑)でも徐々に、自分でパスタなどをつくれるようになりました。でも最近は日本食レストランでアルバイトをして、そこで賄いが出るので助かっています。また渡英当初は、雨が多いロンドンの気候になかなか慣れず、気分が落ち込むこともありました。

本場イギリスでサッカーライフを満喫

世界的に有名なプレミアリーグですが、その中の5チームがロンドンに拠点を構えています。日本とは比べものにならないほどの熱気で、月に一回はサッカー観戦に行っています。冬休みにはドイツまで試合を見に行きましたし、4月・5月は、「アーセナル vs チェルシー」など強豪同士のビッグマッチがロンドンであり観戦に行きました。また週末は、所属している地元のサッカーチームの試合などがあり、その後は飲み会で盛り上がります。サッカーを通してロンドンの日本人コミュニティーと出会い、楽しい時間を過ごしています。深夜過ぎまで飲んでも、ロンドンは明け方までナイトバスが運行しています。これはロンドンのいいところですね。

インターン先も、スポーツ関係の会社に

インターンシップ先は英系のスポーツ関係の会社。スポーツのサマーキャンプを運営しているこぢんまりとした会社で、マーケティング部門で働くことになりました。日系のサッカーチームでインターンをする選択もあったのですが、将来的に海外で働きたいと思っているので、異文化の中で働く経験は必須だと思い英系の会社を選びました。また現在はインターンが始まるまで、日本食レストランでアルバイトをしています。店の客の7割くらいは現地の人で、最初は予約の受付など英語での電話対応に苦労しましたが、今ではかなり慣れていきました。

今後IBP留学をする人へのメッセージ

日本で英語を勉強してくるにこしたことはないですが、現地に来て学べることはたくさんあります。でも、ボキャブラリーの強化だけはしてきたほうがいいですね。現地に来てからの生活は、能動的な行動が大切、受身でいては多くは得られないと思います。将来は、世界を見据えた戦略を展開する日系企業で、海外駐在員として働ければと思っています。インターンシップを終えて日本に帰国してから、じっくりと就職活動を始めたいと思っています。


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