ウエストミンスター大学留学
University of Westminster
University of Westminster
ウエストミンスター大学コース 51期生
早稲田大学 人間科学部で色彩認知科学専攻 3年(プログラム参加時)。 留学以前から外国の雑誌「ヴォーグ」や「エル」を定期的に購読するなど、ファッションやアートにとても興味があり、その本場であるヨーロッパ文化を肌で感じたいと思いロンドンのコースを選択。大学での勉強のかたわら、地元のダンス・クラスに通ったり現地のチャリティー団体にたずさわるなど、精力的にロンドンライフを満喫している。
1学期の授業は、月曜から金曜、それも朝から夕方までというインテンシブな授業。日本の大学生活に慣れてしまっていたので、当初はとても大変でした。でも1学期に集中的に勉強をしたので、その後の大学の授業についていけたのだと思います。特にライティングの授業で学んだエッセイの書き方や、スピーキングの授業で何度も行ったプレゼンテーションの練習を含むカリキュラムは、2学期になってから役にたち、とても満足しています。また週に数回は授業が始まる前に学校に行き、1時間くらい予習・復習をしていました。
大学での授業は、広告関連を含む「PR」 と「インターカルチャー・コミュニケーション」を選択。「PR」の授業では、実際に英国を拠点に活動するチャリティー団体のひとつをリサーチし、そのPR戦略を練るプレセンテーションを行いました。特にSWOT分析(組織における、“強み”、“弱み”、“機会”、“脅威”の4つのカテゴリーで分析する方法)を使った考察はとても興味深いものでした。 2学期は大学の授業に加え、日本にいる時からぜひやりたかったバーレスクダンス*(イタリアを起源としてフランスで発達した、コルセットなどを衣装にしたコケティッシュなダンス)を始めたかったので、アカデミックな教科を2つに絞り、加えて実践的な英語の教科を選択しました。自分が留学で何を得たいかによって、大学で学ぶ科目を選択することをおすすめします。私は夜7時からの地元のダンス・クラスに数ヶ月通い、最終的にダンスのオーディションに合格!今では地元のダンサーたちと月数回、舞台で出ています。ダンスをしている時は本当に楽しい。
料理番組が好きなので、BBCのiPlayer (オンデマンド・サービス)で、様々な料理関係の番組を見ています。好きな分野なので、見ていても楽しく、疲れないのがいいですね。渡英当初は、自分の英語が上達している実感が持てず、落ち込むこともありました。でも机に向かって英語の勉強をするだけでは飽きてしまいます。私は、ダンス・クラスやチャリティー団体などで積極的にネイティブの人たちと交流を図り、友達を作っています。それは楽しいことでもあり、最大の英語の勉強にもなっています。また日本に帰ってから再度IELSを受けようと思っているので、時間がある時にはその勉強も続けています。
せっかくロンドンにいるのですから、ここでしかできないことをしたいと常々思っています。もともとファッションが好きなので、昨年の秋は、「ロンドン・ファッション・ウィーク」に足を運び大きな刺激を受けました。また、「ケーキ&ベーク・ショー」など、ロンドンの大規模なエキシビションセンターで開催される食べ物関係の展示会も大いに楽しみました。それに加え、バーレスクダンスも、日本ではなかなか学べないダンス・スタイルです。このダンスを習うことができて本当に嬉しい。留学スタート以来様々な挑戦し、また多くのイベントに赴き、新しい自分が見えてきた気がします。
日本ではアナウンサー学校に通っていて、ロンドンでのインターンシップ先もメディア関係が希望でした。ですので迷うことなく、イギリス生活情報紙の老舗的存在ともいえる日系のメディア「英国ニューズダイジェスト」を選びました。実際にカメラを持ってイベントに出向き、また記事も書かせてもらえるということで、とても楽しみです。また仕事以外でも、ファッション関係、食関係など、いろいろなイベントに行きたいと思っていて、いつもタイムアウトTimeout(現地の情報誌)でチェックしています。
1学期の最後に、ケンブリッジ英語検定試験のファースト・サティフィケートを受けます。これは1学期の授業とは全く関係なく、その準備は各自やらなければいけません。今振り返って、ケンブリッジ用の勉強をもう少し早く始めておくべきだったと思っています。