高校留学とは
30年に渡り、高校留学を後押ししてきた、確かな実績。高校留学のスペシャリストたちが、あなたをサポートします。
30年に渡り、高校留学を後押ししてきた、確かな実績。高校留学のスペシャリストたちが、あなたをサポートします。
高校留学は2週間ほどの短期留学や1年留学、海外の高校卒業資格を取得する卒業留学など様々なタイプがあります。ICCは、留学をするご本人の「やってみたい」という気持ちや「こうありたい」というお話を伺いながら、目的や希望にあった留学タイプをご案内します。
高校留学と一言にいっても、短期留学、一年留学、卒業留学と様々です。また、寮での滞在やホームステイなど暮らし方もひとつではありません。制服のある/なし、共学、女子校、男子校、スポーツに強い学校、芸術に力を入れている学校、選択肢が無限大です。
ICCでは180以上ある学校選択肢の中から、一人一人に合った留学をご提案します。
1年留学とは、日本の学校を1年間(10ヶ月〜12ヶ月)休学して海外の中学・高校に留学生として在籍し、現地の学生と一緒に正規の授業に参加します。
留学生を受入れる学校では、留学生のためのサポートクラスを設けている学校も多く、語学が不安な学生さんも段階的に正規授業へ移行することが可能です。基本的に1年留学後は日本の学校へ復学することが前提となりますので、1年留学をする場合には、在籍している日本の学校の休学できるタイミングと休学期間、復学のタイミングを予め確認することが大切です。
また復学する際の学年や留学中の履修科目の条件などを日本の学校が定めている場合もありますので、復学時の規定について在籍している学校にしっかりと確認しておきましょう。
1年留学では、現地学生や他国からの留学生と一緒に学校生活を送り、また滞在先のホストファミリー、寮生とのコミュニケーションを通じて異文化への理解が深まりグローバルな視点を養うことができます。
意外と知られていないのが、1年留学から卒業留学に切り替える事が出来ることです。実際に留学先での生活や学習を経験すると、日本よりも有意義に感じる生徒や、あと1年程度留学を継続すれば日本の大学進学の際にも「総合型選抜」だけでなく「帰国生枠」などを活用して受験可能になる場合があります。
こういった選択肢があることも理解した上で、ご自身の留学期間やスタート時期について考えると良いですね。
ご自身の希望する留学国や地域、留学開始時期の他、ご自身の興味のある分野や参加してみたい活動などの希望を細かく聞き取りながら、現地事情に精通した留学カウンセラーと面談を行い、一緒に学校を選んでいきます。渡航後は、ICC現地アドバイザーが日々の学校・滞在先での生活を対面でサポートします。
また、前述の通り1年留学の予定を卒業留学に変更することも可能なため、事前に留学後の進路なども考慮して、「いつから」「どの国に」留学をするのが最適かなども学校選択の際にはご説明させていただきます。
留学後は日本の学校の復学条件に合った履修科目の登録がなされているか、学習の進捗状況についても確認し必要に応じて留学先の高校と連携しながら学生をサポートしています。復学時に必要となる現地の学校からの在籍証明書や成績証明書など書類入手についてもアシストを行います。
卒業留学にするかどうか迷っている場合は、まずは1年留学からスタートする、という選択も可能ですので、まずはご自身の希望などご相談ください。
高校1年の夏(9月)から高校2年の夏までの1年間、カナダの公立高校に留学しました。
留学先の高校は日本人以外にもドイツ人やスイス人、韓国人などいろいろな国の人たちが留学生として集まってきていて、到着後に留学生だけのオリエンテーションがあったり、季節毎にカナダの行事(ハロウィンやクリスマスなど)を経験できるイベントがあったりして、1年とはいえ、カナダの魅力をぎゅっと経験出来た様に思います。それ以外にもスキーで有名なウィスラーに留学生の旅行としてスキーに行ったりしました。
英語は元々得意な方ではなかったので、留学中の最初の学期(前期)は1科目留学生向けの英語クラスを取っていたのですが、それ以外の科目(数学や理科など)はカナダのローカル学生と同じ授業に出席していました。
卒業留学に伸ばすか、正直迷った時もありましたが日本の高校に復学し、元のクラスメートと日本の高校を卒業することを選びました。
でも、大学に入ってからまたもう一度1年くらい今度は別の国に留学してみたいなと思っています!
ターム留学とは、現地のターム(学期)にあわせた期間で留学をする方法です。
国により学期の区切りに違いがありますが、期間としては、3ヶ月程度〜半年程度あるいは1年未満の期間の留学で、現地の学校に通います。高校1年留学と同様に日本の在籍校はその期間は休学することになりますので、予め日本の学校の休学できるタイミングと期間、復学のタイミングを確認しましょう。
ターム留学は、現地の文化や生活を体験することを主な目的としており、学校では現地学生や他国からの留学生と一緒に授業に参加し学校生活を送ります。留学期間中の学校行事や課外活動にももちろん参加できますので、短期間でも十分に異文化体験、英語力アップに繋がります。
ほとんどの場合が日本の学期でいう3学期(1月〜4月上旬くらいまで)でのターム留学を希望される方が多い様ですが、現地の高校は学期の区切りに合わせて受け入れが可能ですので、ご自身の希望などと合わせて相談してみるとよいでしょう。
また日本とは異なり海外の高校でスポーツをする場合には「シーズン」があります。部活動などでも通年でプレーをする事はなく、シーズンオフは全く別のスポーツに参加するのが一般的です。
ターム留学の場合は限られた時期での留学となりますので、現地でスポーツなどを経験してみたいと言う場合には希望するスポーツが体験出来る時期かどうか?もしっかり確認しておくようにしましょう。
まずはご本人の希望する留学国、留学開始時期を始め、興味のある分野、やってみたいスポーツや活動などもお伺いしながら留学カウンセラーと相談の上学校を選定していきます。また日本の在籍高校の休学規定なども確認しながら手続きを進めます。1年あるいは卒業留学より期間は短いですが、現地の学校・滞在先での生活を送る上で留学生として求められることや必要となる情報など、事前準備として出発前オリエンテーションにご参加いただき、留学の心構えを確認します。
留学中はICC現地アドバイザーが日々の学校・滞在先での生活を対面でサポートします。
将来の1年留学、あるいは卒業留学への足がかりとしてまずはターム留学で試してみる、ということも可能ですのでお気軽にご相談ください。
ICCでは日本国内の中学・高校からご依頼頂き、学校単位でのターム留学の手配、現地サポートもお手伝いしています。保護者の方からも学校取り扱いがあるということで安心してご依頼頂いているケースもありますので、ご安心ください。
高校1年の3学期に3ヶ月間オーストラリアのブリスベンにある高校に留学しました。今振り返ると期間は短かったなと思いますが、ちょうど将来の進路などを考えはじめる時期で、現地で日本の高校とは違う環境を経験したことで「教育」に興味を持ち始めるきっかけにもなりました。
また、3ヶ月で英語が格段に上達した!!と言うことは残念ながら無かったのですが、「もっと英語が出来る様になりたい!」という原動力にもなった気がします。
その後、帰国して、上智大学に入学し教職もとって勉強中です。
卒業留学とは、外国の高校に1年以上留学し、現地の高校の卒業資格を取得することを目的とした留学です。現地では、現地学生と共に正規の授業を受け、成績については現地の学生と同等として評価されます。ただし、英語については、留学生のためのサポートクラスを設けている学校も多く、語学が不安な学生さんも段階的に正規授業へ移行することが可能です。卒業に必要となる単位を取得することで、その国の卒業資格が与えられ、進学や就職において国際的な認知を得ることができます。
進学先については、留学国での進学の他、日本の大学への進学、あるいは留学国以外の国への進学と選択肢は大きく広がり、グローバルな視点で自身の未来を設計することが可能になります。
個人差もありますが、現地の生活に慣れ、英語でのコミュニケーションがスムーズに出来る様になるには5~6ヶ月ほどかかることが多い様です。そのため、複数年留学する卒業留学では、現地の様子がわかり、2年目、3年目になってさらに学習内容の理解が進むことも多いのが実状です。また、英語でのやりとりになれ、様々な言い回しを学んで使う場が多く得られるのも複数年留学出来る卒業留学のメリット。経験を増やす事はもちろん、落ち着いてその後の進路を海外にするか、帰国して日本で大学に進学するか、あるいは様々な科目を履修することでどんな専攻を学ぼうか考える事が出来るのも魅力です。
ICCで卒業留学を検討される際には、まずご自身の希望する留学国、ご興味のある分野、参加してみたい活動に加え、将来の夢や進みたい分野などについても詳細にお伺いいたします。
高校留学は最終目的ではなく、その後のキャリアの基盤としての通過点と位置付けています。単なる学問の修得に留まらず、人間形成の重要な時期と捉え、日本から離れ海外での高校生活を送る中で、大いに刺激を受け学生達がグローバルに活躍できる人材へと成長することをサポートしています。
そのため、期間が長くなる卒業留学でもただ、漫然と過ごすのではなくしっかりと目標ややるべき事が可視化出来る様、定期的に現地アドバイザーが面談を行い、生活や学習について振り返りを行います。
またICCでは高校留学中の学生・保護者向けの進路相談室を設けており、留学国の教育システムの勉強会や留学後の帰国受験のための入試対策、海外進学に向けた個別相談を随時対応することで、高校留学後の進路を見据えたサポートを提供しています。特に帰国進学についてはなかなか情報自体を得ることが難しかったり、保護者の方がそれまで経験したことのない受験方法だったりすることも有るため、大学に提出する志望理由書の添削や、帰国入試で重要視される面接を模擬面接形式で練習するなど、進路相談室のスタッフが皆さんの将来の夢に繋がるようサポートをしています。
日本の高校1年を終え、高校2年になる4月からカナダの高校に留学しました。
元々英語で授業を受けるスタイルの高校でしたが、もっと英語力を上達させたい、アクティブラーニングが出来る環境で学びたいと思い留学を決意しました。
カナダの高校は日本人の少なさ、ダンスが出来る環境、治安などからICCのスタッフの方に相談、紹介してもらって決めました。
ダンスの授業はいろいろな友だちを作るのにとても良かったですし、それ以外にもソーシャルジャスティスというジェンダー問題や差別などを扱う授業も履修し日本では体験できない科目履修が出来ました。この科目で学んだことは日本の大学受験をする際に学部選びや志望理由など役に立ちました。
自分で選べる科目が沢山あり、どの授業でもディスカッションなどが取り入れられていて学ぶ環境としてもとても良かったと思います。
日本とは違う環境で、いろいろな行事にも参加できました!
留学に必要な英語力は留学する国によっても違いがありますが、はやり事前準備をしっかりしておく事が大切です。オーストラリアの高校は出願時に英検2級を求められるところが増えてきました。カナダやニュージーランドに留学する場合も、出来れば英検の準2級は取っておくとよいでしょう。
留学することはできます。ただし、最後までやり遂げる覚悟と一生懸命取り組む姿勢が求められます。 とくに卒業目的の留学では、英語力、学力ともに高い方が望ましいです。早く英語を習得し、遅れることなく授業についていくために、渡航前から復習を中心に中学文法などの基礎英語力を身につけることをお勧めします。
ICCがお勧めしているオーストラリア・カナダ・ニュージーランドはもともと移民を受け入れているお国柄。そのため、英語が母国語ではない人向けの英語サポートの授業や体制が整っています。どの国の学校にも留学生向けの英語コースが設けられているため、出願の際に必ずしも英語のスコアなどがなくても留学が可能な場合もあります。
留学先では、留学生のための英語コースが設けられています。到着時の語学力にもよりますが、国によっては最初の 3~6ヵ月の間は他国からの留学生とともに集中して英語を勉強する集中コースに入って英語力を身につける事も可能です。ただし、その間も一日の何時間かはクラスや現地の英語に慣れるため一般授業(音楽、コンピュータ、数学、体育等)に参加することもあります。
英語力は、留学先で現地の学生達と一緒に授業を受けることで自然に養われていきます。ただし、基礎力が無いと渡航後の英語力が伸びるスピードも変わってきます。英語の基礎学力を養うためにも、中学英語をしっかり身につけてから渡航してください。また、現地の高校では英語だけを勉強するのではなく、一般教科も勉強するため、英語だけでなく他の教科や日本の歴史などもしっかり勉強しておくことが大切です。
ICCがおすすめする英語学習方法は、こちらからご覧ください。
ニュージーランドでは、オークランド・クライストチャーチ・ダニーデンなど国内ほぼ全域の都市と街、オーストラリアではメルボルンを中心とするビクトリア州、クイーンズランド州ブリスベン・ゴールドコースト地域、南オーストラリア州アデレードなどが留学先となります。
カナダはブリティッシュ・コロンビア州のビクトリアやバンクーバー郊外などいくつかのエリアから選んで留学することが可能です。 いずれも留学生の受け入れに柔軟で、高校生の生活環境としても好ましい、人気の地域を派遣先としています。
学校により異なりますが、中国人、韓国人、タイ人、ベトナム人などアジア系の留学生の他、ヨーロッパ(ドイツ、ロシア、イタリアなど)や南米(ブラジル、チリ)からの留学生など様々なバックグラウンドを持った留学生と一緒に学ぶ事になります。
また留学生以外でも、もともとその地域で移民として生まれ育った方達もいるため、多彩な価値観に触れながら生活することとなります。
日本と比較した場合、現地の高校間レベル差はほとんどないといえるでしょう。公立高校でも進学に力を入れている高校や、情操教育に長けている私立など様々なタイプの高校があります。公立、私立という違いだけではなく学校によっては芸術系の科目に力を入れている高校や、スポーツなどで有名な高校など、それぞれ特長があります。学生さんの希望やタイプにより、ご紹介する高校が異なってくるのもそのためです。
スポーツ系、アート系、音楽系と様々な活動が可能です。しかし、日本の学校の部活動と比べると、留学先のクラブ活動は盛んとはいえません。毎日活動するクラブは少なく、週1~2回が一般的です。さらに活動をしたい学生は、地域のスポーツチームや個人レッスンなど学外での活動にも力を入れます。
オーストラリア・ニュージーランドの高校は制服がありますが、最終学年になれば制服を着なくてもよい高校もあります。高校の制服購入方法は、現地到着後、それぞれの高校にて選びます。カナダの高校には制服はありません。
カナダ:
9月から新年度が始まり6月に年度末を迎えるため、7・8月が夏休みとなります。それ以外にも、年末年始のお休み(10日程度)などもあります。
オーストラリア・ニュージーランド:
2月(1月末)から新年度が始まり12月上旬で年度末を迎えます。よって、12・1月が夏休みとなります。それ以外にも、4月、7月、9月に2週間ずつの学期休みがあります。
学生によって、放課後や週末の過ごし方は様々です。わからない所を先生に質問に行ったり、図書館で勉強する学生もいれば、クラブに参加したり、帰宅途中に友達とおしゃべりをして放課後過ごす学生もいます。週末は映画を見に行ったり、ホストと過ごしたり、友達と約束して買い物に出かけることももちろん可能です。
仲の良い友達同士でホスト宅でお泊まり会をする学生もいます。
現在のICC生では、6:4の割合で卒業をめざす学生が多く、中には、留学開始時には1年留学としてスタートし、途中から卒業留学に変更する方もいらっしゃいます。
本人の努力次第です。自動的に卒業できるわけではありませんので、ただ出席するのみでなく、授業(自分が選択した科目)を理解していかなければなりません。ただし、語学にも馴染み、真面目に授業に出席し、課題をしっかり提出していけば決して難しいことではありません。
※海外の高校では「卒業」という言葉の代わりに「修了」という言葉を使用します。
留学先の国や州で定められている必要な単位数を取得し、決められた試験に合格することで、現地の高校課程を修了したことが認められます。この資格は日本の高等学校を卒業したことと同等で、日本の大学や海外の大学に進学することができます。
そのため、現地の高校を卒業した学生は日本に帰国後、「高等学校卒業程度認定試験(旧大学入学資格検定)」を受験する必要はありません。
1年間留学をする学生の場合は、在籍している日本の高校の規定により、状況が異なりますので事前に学校の留学規定や単位認定制度などについて確認をすることが必要です。
ICCでは、留学先を決める前に、高校留学を希望するご本人と保護者の方とじっくりと向き合ってお話をさせていただきます。
そんなことを一緒にお話しながら、ご希望や適性を見いだしていきます。
また、適性判断というプロセスを経ることにより、中学生・高校生の留学への理解度を高めていきます。