マレーシア大学留学とは
滞在先と生活
マレー・中華・インドの3民族の文化や言語が融合するマレーシア。
多様性のある社会で学び、暮らします。
滞在先
多くの大学で、キャンパス内またはキャンパス周辺に学生寮が用意されています。
コンドミニアムタイプが多く、寝室は1人〜4人部屋。
キッチンやバス、トイレ、リビングは共用が一般的です。
エアコンのあり・なしを選択する大学寮もあり、その有無によっても費用が異なります。
1ヵ月の寮費の目安は、建物のタイプや一人部屋/相部屋などにより様々ですが、相部屋で2万円〜/月、個室で3万円〜/月となります。
一般的に、清潔でインフラが整い、セキュリティも強固な、安心で暮らしやすい環境です。
日本人学生の場合は、エアコン付きの一人部屋を好む傾向がありますので、予算は少し多めにみておくとよいでしょう。
生活
民族・宗教
マレー・中華・インドの3民族が暮らしています。
宗教もイスラム教、仏教、道教、ヒンズー教、シク教など様々。
国境はイスラム教ですが、互いの価値観の違いを尊重し合いながら平和な社会です。
言葉
マレー語が公用語ですが、英語が広く社会で使われており、マレーシア人の英語能力は高いといえます。
アクセントは独特なマレーシア風ですが生活しているうちに慣れるでしょう。
その他、中国語(マンダリン、広東語、福建語など)やタミル語なども社会生活で広く耳にするなど、まさに多様性溢れる環境です。
交通機関
クアラルンプール中心部はLRTやMRTと呼ばれる電車が走っており、運賃は安く比較的便利です。
Grabと呼ばれる配車アプリを使ってタクシー移動するのも便利です。
基本的には自家用車を持つ人が多い車社会ですが、多少不便ではあるものの学生生活を送るには困らない環境です。
通貨・銀行
マレーシアリンギット(RM)となります。1RMは25〜30円が目安です。
オンライン決済が広く浸透しており、モバイルアプリを使った決済かデビット決済、クレジットカードが使われています。
留学生でも銀行口座を開くことができるので、大学の学費や寮費もオンラインで決済します。渡航前からオンライン決済になれておくとよいでしょう。
携帯電話・インターネット
iPhoneも販売されていますが、Androidの方が人気があります。
大学内や寮内でのWifiは完備されていますが、市中ではそれほどフリーWifiは充実していません。
日本から携帯電話を持参する場合は、必ずSIMフリー携帯を持参し、マレーシアに到着してからSIMカードを購入して使用します。
その後は定期的にアプリ内でチャージします。
政治・歴史
古くはポルトガル、オランダ、イギリス、日本と列強の支配を受けたマレーシア。
1980年初頭から20年以上に渡り首相を務めたマハティール氏が、戦後のマレーシアの発展に大きく貢献しました。
第二次大戦中には日本による侵略があったものの、マハティール氏が進めた東方政策(ルックイースト)のお陰もあり、親日で日本人が暮らしやすい環境です。
地理
日本から直行便で約7時間、時差は1時間とアクセスしやすいマレーシア。
国土は、クアラルンプールがある西側と南シナ海を挟んだ、ボルネオなどがある東側に分かれています。
タイ、シンガポール、インドネシアと国境を接しており、シンガポールとの国境があるジョホールバルは、一日に30万人もの両国民が仕事や勉強のために往来をしています。
医療・病院
マレーシアの医療水準は一般的に高く、日本などの先進国並みの医療技術と医療施設を備えています。
日本の保険会社と提携する病院も複数あり、医師は英語を話しますが、日本語の通訳サービスが受けられるなど、病気や怪我の際も安心して治療が受けられます。
気候
赤道に近いことから、亜熱帯の南国性気候です。
気温は年間を通じて平均27〜33度。11月〜2月頃が雨期、3月〜7月が乾期で気温が上昇します。
ただし、雨期・乾期問わず、雨がよく降りますが、一日中降り続くことはなく、強い雨が短時間降ります。
そのためマレーシアは豊かな水資源に恵まれています。
医療・病院
マレーシアの医療水準は一般的に高く、日本などの先進国並みの医療技術と医療施設を備えています。
日本の保険会社と提携する病院も複数あり、医師は英語を話しますが、日本語の通訳サービスが受けられるなど、病気や怪我の際も安心して治療が受けられます。
日本との時差
日本が1時間進んでいます