マレーシア大学留学とは
入学基準
入学審査から卒業まで
マレーシアの大学に入学試験はなく、書類審査のみで合否が決まります。
重要なポイントは3点あります。
- 日本の在籍校での成績
- 希望する専攻と関連する科目を日本で履修しているかどうか
- IELTSスコアなどで証明する英語能力
さらに自分が専攻したい分野に関連する科目を高校で履修しているか(例えばITを専攻したいなら数学を履修しているか)が問われるケースもあります。
また一部の最難関大学では、在籍高校の学力レベルも加味される場合があります。
入学に必要な書類
留学先により異なりますが、一般的に以下の書類が必要となります。
- 出願フォーム
- 高校の成績証明書(日本語・英語)
- 高校の卒業証明書(日本語・英語)
- IELTSスコア(TOEFLも可)
- パスポート(有効残存期間が十分あるもの)
英語準備コースについて(大学併設)
学部入学に必要な英語力は、大学によりますがIELTS5.0〜6.0が目安です。
英語力が基準に達しない場合は、大学に併設されている付属の英語コースからスタートできます。
出願の際に、英語コースを履修する事を条件に合格が許可される「条件付き入学/パッケージオファー」を取得できる大学も多数。
しかし、マレーシアでは、ビザの更新の手続き上、英語コースは6〜9ヶ月以内に修了する必要があります。
修了できない場合は留学を継続できませんので、事前にしっかりと英語の準備をしておく必要があります。
英語準備コースについて(日本国内)
高校に在籍しながら又は国内で留学準備をしながら、IELTSや大学生活で必要なアカデミック英語の準備をすることも可能です。
実際の大学生活で好成績を取ることは容易ではありませんので、事前に英語の準備をしっかりしておくことが留学が成功するかどうかの鍵となります。
進級と卒業
マレーシアの大学は比較的入学がしやすく、誰にでも大学で学ぶチャンスが開けています。
しかし、欧米の大学並みの教育内容を提供していることから、進級や卒業は決して簡単ではありません。
学生ビザは一年毎に更新が必要となり、その際に一定の成績を収めていることが更新の条件になります。
進級には、基本的な学力と地道で継続的な努力が不可欠です。
このように入学しやすく進級が容易でないマレーシア大学留学。
自分の目的や学力に合った大学・プログラグラムを選ぶのが、卒業への近道といえます。
どのような進路が自分にとってベストなのか、まずはICCのコンサルタントに相談してみてください。